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「剣・未来・三神・九数・あの世」…「鬼<トッケビ>」の関心爆発ポイント5つ

「鬼<トッケビ>」 

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  • 「剣・未来・三神・九数・あの世」…「鬼<トッケビ>」の関心爆発ポイント5つ
「解かれていない秘密は果たして」

『鬼<トッケビ>』の中の場面ごとに隠れている、ミステリーな「関心爆発ポイント5」が話題を集めている。

tvN金土ドラマ『鬼<トッケビ>』(以下、『鬼<トッケビ>』)は前回放送分6話にてコン・ユがキム・ゴウンから突然キスされ、悲劇的な愛の序幕を知らせた状況。ケーブル、衛星、IPTVを統合した有料プラットフォーム世帯視聴率基準で平均12.9%、最高14%を記録し自己最高視聴率を更新、今後も視聴率が上昇することを予告している。

何よりも『鬼<トッケビ>』はロマンチックコメディの他にも鬼と死神、サムシンハルメの神の要素、人間の誕生と転生、生まれ変わりなどが含まれたファンタジーな部分が視線を集めている。加えて不滅の命に苦しむ鬼キム・シン(コン・ユ扮)の心理と、名前と前世を覚えていない死神(イ・ドンウク扮)、生まれたときから鬼の花嫁となったチ・ウンタク(キム・ゴウン扮)など複雑に絡み合った人物たちの内面と葛藤、怒りと悲しみが融合しながら緊張感を高め、好奇心を爆発させている。

これと関連して複雑に絡み合った「関心爆発ポイント」5つについて振り返る。

▶ 「関心爆発ポイントNo.1」鬼の花嫁チ・ウンタクが剣を抜くことができなかった?

-鬼キム・シンの死と、鬼の花嫁チ・ウンタクの首に刻まれた「繋がり」

不滅の命を終えたいと願う鬼キム・シンは、ついに自身の剣を抜いてくれる鬼の花嫁チ・ウンタクと出会った。そして幽霊たちから鬼の花嫁と呼ばれ、首の後ろに印まであるチ・ウンタクは3話にてキム・シンの胸を貫通する剣が見えることを告白、鬼の花嫁としての効用価値を認められた。

しかし死を決心し、自身の最初であり最後のそば畑にチ・ウンタクを連れてきたキム・シンは、チ・ウンタクが予想に反して剣を抜くことが出来ず困惑した。900数年目にして剣を見ることができる鬼の花嫁を発見したのに、鬼の花嫁チ・ウンタクが剣を見ることはできるが触れることができないことにより、果たしてチ・ウンタクがキム・シンが待ちわびた運命の花嫁なのか、チ・ウンタクはなぜ鬼の剣を抜くことができなかったのか、疑問が増幅している。

▶ 「関心爆発ポイントNo.2」10年後の未来、29歳のチ・ウンタクが笑顔で呼ぶ代表は誰?

-キム・シンがレストランのウェイターを通じて見た未来の姿

キム・シンはこれまでチ・ウンタクの二十歳、三十歳が見えないと言って「お前何なんだ。どうして普通は見えないといけないものが何も見えないんだ」と関心を見せていた。しかし5話ではキム・シンはチ・ウンタクではない、レストランのウェイターの未来を通じて29歳のチ・ウンタクの姿を発見、衝撃に陥った。29歳のチ・ウンタクが髪を短くして誰かに向かって「代表、ここです」と明るく笑っていたのだった。

未来のチ・ウンタクの姿を見たキム・シンは、現在自分の目の前に座る19歳のチ・ウンタクを見つめながら、10年後に自分がその場所にいないことを知り、自身の不滅の命を終えて死を選択したと考えて涙を浮かべた。明るい笑顔を見せる29歳のチ・ウンタクが見つめる代表は果たして誰なのか、視線が集まっている。

▶ 「関心爆発ポイントNo.3」サムシンハルメ(イエル扮)はどんな存在?ほうれん草と白菜を渡す意味は?

-サムシンハルメとチ・ウンタクの関係

母親が死んだ9歳のチ・ウンタクを死神から守ってくれた人物はサムシンハルメ(三神おばあさん)だった。誕生日プレゼントだとチ・ウンタクに白菜を渡したサムシンハルメは「お前を授けたときに幸せだったんだよ」と話したり、叔母一家にいじめられていたチ・ウンタクにほうれん草を渡して叔母一家に復讐してくれたりもした。

このようにチ・ウンタクが危険に瀕するたびに命を助けてくれ、手を差し伸べるなどサムシンハルメはチ・ウンタクの守護神として活躍している。果たしてサムシンハルメがほうれん草と白菜を渡す意味は何か、どんな秘密を持っているのか注目される。

▶ 「関心爆発ポイントNo.4」「9、19、29。完全のすぐ目前が一番危ういというもの」死神がチ・ウンタクに投げかけた秘密

-我々が知っている九数と関連した意味なのか?

死神はその他欠落者と呼ぶチ・ウンタクが「おじさんと私が初めて会ったとき、私は9歳だったじゃないですか。そしてもう一度会ったときが19歳。9歳のときにはお母さんのことでばれたとしても、19歳の時にはどうやって知って訪ねてきたんですか?」と質問すると「9、19、29。完全になるすぐ前が一番危ういって話さ」と話した。続けて死神は「お前は29歳でも死神と会うだろう。俺じゃなかったとしても。それがその他欠落者の運命だ。この世には秩序が必要で、9は神の数字であり完全数である10に一番近い未完の数字だから」とチ・ウンタクの悲しい運命について繰り返した。

このように死神が話す未完の数字「9、19、29」などは実生活にて我々が九数と称する、意味を持つ数字。通常、九数には結婚や引越しといった重大な出来事をしないという言い伝え的な要素がドラマに中に使われているのか、そうであれば結局チ・ウンタクには不幸なことが起きるのか、関心を集めている。

▶ 「関心爆発ポイントNo.5」死神「死神の喫茶店」にて「あの世はユーターン」と説明する理由は?

-生と死、生まれ変わりと輪廻の暗示

死神が死者に茶を飲ませる「死神の喫茶店」が持つ意味についても注目が集まっている。死神は2話にてチ・ウンタクの母チ・ヨンヒ(パク・ヒボン扮)を轢き逃げた男が再び交通事故を起こして死ぬや、この世の記憶を忘れるという茶を差し出さなかった。そして「あなたは記憶しておかないと、どんな罪を犯したのか。気づくでしょう。そのどんな瞬間も元に戻すことができないことを。そしてお前はすでに地獄にいるということを」と怒りを露にした。また5話にて死神はチ・ウンタクによりこの世での悔いを解決させた考試院(コシウォン)幽霊に茶を飲むように勧め、「今回の生ではお疲れ様でした。気をつけて。次の生に」と悲しみを見せたり、再び生まれるなら女優キム・テヒになりたいという支社にはキム・テヒになりたいという大きな数字の待機票を渡して笑いを提供したりもした。

6話では死神が視覚障碍者が茶を飲んだ後、どこに行けばいいのか尋ねると「入ってきたドアから出れば結構です。あの世はユーターンです」と喫茶店のドアを開かせ、その後視覚障碍者が生前に共にしていた盲導犬ハッピーとともに天国に行く階段に案内した。「あの世はユーターン」という死神の言葉のように、天国に向かう使者の姿は生まれ変わりと輪廻に対する暗示を与え、現世で罪を犯さずに生きようという、悟りを与えている。

制作陣側は「回を重ねるごとに『鬼<トッケビ>』に隠されているミステリーな内容が視聴者に新鮮な面白さと興味を抱かせている」とし「感心爆発ポイントに関した内容は、今後のストーリー展開に対する重要な意味を含んでいる。今後この関心事たちがどのように解決するのか、最後まで見守って欲しい」と伝えた。

  • スタートゥデイ シン・ヨンウン記者 / 写真=ファ&ダムピクチャー、tvN放送画面
  • 入力 2016-12-22 09:06:03




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