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[俳優ファンダム ①/②] 俳優のファンとアイドルファンはどのように違うか

[M+企画…俳優ファンダム ①/②] 

  • [俳優ファンダム ①/②] 俳優のファンとアイドルファンはどのように違うか
熱心なファンはアイドルにのみ限定されるわけではない。

アイドルを見るためにどこへでも訪ねていくアイドルのファンのように、俳優たちのファンダム(*1)も日増しに大きくなっており、積極的な行動を見せている。活動範囲は異るが、スターたちへの愛情は比較することができない、アイドルのファンたちと俳優のファンダムを比較してみた。

アイドルのファンが訪れる場所といえば、基本的に音楽番組やバラエティの録画現場、コンサートなどがあり、ラジオに固定的に出演したり、DJを引き受けている場合はラジオのスケジュールにも参加する。特に過去とは異なり、最近では、見えるラジオといってオンラインでラジオの生放送の様子を見ることができるだけでなく、オープンなラジオブースが設置されている。

また、アイドルのファンがスターを近くで見ることができる公式行事は、ファンサイン会だ。アルバムを購入すると、抽選を通じてアイドルのサインをもらえる機会が与えられる。そのため、多くのアイドルファンがアルバムを何枚も買うことになる。

ファンサイン会ではサインをもらい、写真を撮ることができるだけでなく、会話とアイコンタクトが可能だ。公式日程以外でスターを近くで見たいと思う目的で生じた「サセンペン(私生fan)(*2)」もいる。アイドルたちの私生活、つまり個人的な約束や宿泊施設の前まで訪ねて行って問題になっている。

一方、俳優たちはアイドルに比べて活動時期が短く、公式の露出が少ないので、ファンとしては物足りなさ感が大きくならざるをえない。俳優が映画を撮ったり、ドラマに出演している時に生じる製作発表会や試写会のスケジュールを把握し、場合によっては、撮影現場を訪問する場合もある。アイドルのようにアルバムを購入しなければサイン会に参加することができないといった基準はないが、先着順で選ばれたり、俳優がモデルになったブランドの製品を購入する必要がある場合もある。

俳優ファンダムの影響力が最も輝いて現れるのは、朝貢文化だ。ドラマや映画の撮影現場にご飯やお茶やスナックなどを届けて、俳優に自信を持たせたり、スタッフまで気を使う姿が多く見られる。これはアイドルのファンよりも、どうしても年齢が高い俳優ファンダムだからこそ簡単にできることだ。

アイドルファン生活の後に、韓流スターの俳優のファン活動をしているキム・ミヨウン(仮名)氏は、「実際に、俳優ファンとアイドルファンの活動が違うと思ったことはない。ただし、アイドルのように頻繁に画面に顔を映すわけではないので、空白の期間に、常にファンはのどが渇いている。そのため、サポート文化が発達した。現場に入るサポートが俳優のクラスとして考えられるため、より欲を出して熱を上げる」と説明した。

また、他の俳優ファンであるウンジュ(仮名)氏は、「確かに歌手ではなく、俳優のファン活動はしやすい。アイドルに比べて現場でのファンの数が少ない方なので、ファンサイン会やその他のイベントで気苦労したり肉体的な苦労も少なく、競争が少ない。その代わりに365日映画やドラマを新たに見ることができるのではないので、空白の期間が長くて大変だ。その時間を耐えかねて再び歌手のファンに移る友人もいる」と述べた。

*1:ファンダム
「狂信者」を意味する「fanatic」の「fan」と「領地」などを意味する接尾辞「-dom」の合成語で、特定のアーティストの熱心なファンによって形成されたサブカルチャーやファンクラブをいう。

*2:サセンペン(私生fan)
大衆スターの私生活を一挙手一投足ついていく熱心なファンをいう。
  • MBNスター_ナム・ウジョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-11 10:52:03




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