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[MU:CON ②/③] ヒップホップアイドル、彼らが解決すべき今後の課題

2014ソウル国際ミュージックフェア(MU:CON SEOUL2014) 

  • [MU:CON ②/③] ヒップホップアイドル、彼らが解決すべき今後の課題
  • < 防弾少年団 >

最近、ヒップホップがトレンドだ。アイドル音楽ほどに、あるいはそれ以上に、ヒップホップ音楽が大衆の人気を得る理由は何だろうか。

「2014ソウル国際ミュージックフェア」(MU:CON SEOUL2014、以下「MU:CON」)のK-POPカンファレンス、「ヒップホップとアイドル」が評論家キム・ボンヒョン、BigHitエンターテインメントの代表取締役パン・シヒョク、izeの編集長カン・ミョンソクが参加した中、8日午後2時40分、ソウル龍山区漢南洞ブルースクエアサムスン電子ホールで開かれた。

ヒップホップアイドル

キム・ボンヒョン評論家は「ヒップホップアイドルと呼ばれるグループがある。グループBIGBANG、防弾少年団(BTS)が代表的だ」と話題を投げた。彼は、実際に防弾少年団を企画したパン・シヒョク代表に向かってヒップホップアイドルを企画したきっかけを尋ねた。

パン・シヒョク代表は、「企画というものは4~5年が基本だ。直観とビジョンを持っていてもうまくいくという訳ではない。信念が重要であると考えるが、私の場合は才能のある人を発掘することが信念だった」とし、「『ヒップホップアイドル』という用語が出てきて、大勢になったからといって、真似しようとしたということではなかった。『こんなイメージで作るのが私の音楽的使命』だと考えて作ったものだった」と防弾少年団という、いわゆる「ヒップホップアイドル」を企画することになったきっかけを明らかにした。

キム・ボンヒョン評論家は「ヒップホップが持っているラップと呼ばれる形式も重要であり、自分自身に正直でなければいけない。ラッパーは自分が歌詞を書かなければ偽物扱いを受けて認められない。そのような点で『ヒップホップ』と『アイドル』が衝突する面があるが、一言でアイドルが基本的に持っているファンタジーを満たす必要がある産業的な特性と、自身が直接真実性を持って話をしなくてはいけない部分が衝突する面がある」と新たなテーマを投げた。

カン・ミョンソク編集長は初期アイドルのファンタジー的要素に加え、ヒップホップという音楽的な部分の進化の必要性を述べた。「昔のH.O.Tがアイドル業界の実質的な始まりだった。若者の代弁者であり、漫画に出てくるファンタジーの主人公が結合された完全無欠な存在として見ることができるが、当時は議論も多かった。今も続いており、拡大されている部分だ。アイドルの恋愛のような部分は、最近は『バレなければいい』というふうにだいぶ変わってきたが、根本的にファンを絶対に失望させてはいけないという側面がある。消費者やファンが望む感情を満たさなければならない部分は、多様な方法で、ヒップホップ的な部分があっても充足しなければならない」

彼は「リアリティとファンタジーの結合をどのようにするかが今のアイドルにおいて、宿題ではないかと思う」とし、「昔はティーザーで眉間にしわを寄せにらみ、制服を着ていれば、オーラが出た。今は(防弾少年団のメンバー)ラップモンスターのように直接歌詞を書いてアイドルとしてのオーラを作らなければならない」と時代の流れに応じて要求される変化について強調した。
  • チェ・ジョンウン記者/写真=イ・ミファ記者
  • 入力 2014-10-08 18:25:55




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