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坂本龍一、ユ・ヒヨルの盗作疑惑に「線を引くのは難しい…独創性は自分の中にあるもの」


  • 坂本龍一、ユ・ヒヨルの盗作疑惑に「線を引くのは難しい…独創性は自分の中にあるもの」
  • 坂本龍一SNS、スタートゥデイDB

日本映画音楽の巨匠坂本龍一が作曲家ユ・ヒヨルの盗作疑惑に対して「線を引くのは難しい」として「独創性は自分の中にある」と直接語った。

坂本龍一は11日、ハンギョレとの書面インタビューで「(作曲家たちは)音数が制限された音階に基づいてメロディーとハーモニーを作るため、必然的に多くの曲は似ている」とし、盗作を判断する基準を明らかにするのは難しいと伝えた。

また「ある作品は不可抗力で似てしまったり、ある作品は明確に似て作られたり、ある作品はそのまま写してしまった曲もあるだろう」とし「その(盗作可否の)線引きをどのように判断するかは専門家も一致した見解を出すのは難しいと思う」と話した。

坂本龍一は自身も西洋音楽の影響を受けたとし「独創性は自分の中にあるもの」と強調した。

それと共に「(作品を作る度に)常に『こうすれば良いのか?』『他の可能性があるのではないか?』『これは私が好きなものなのか?』と尋ねる」として「(独創的な作品を作るためには)このようなやり方で自身に尋ねながら一つ一つ乗り越えていくしかないと思う」と彼だけの努力を明らかにした。

ユ・ヒヨルは最近アルバム『ユ・ヒヨルの生活音楽』プロジェクトの2番目のトラックである「とても私的な夜」と坂本龍一の「Aqua」が似ているという疑惑に包まれた。歌手よりミュージシャンのイメージが強かったユ・ヒヨルに盗作疑惑は致命的だった。

これに対しユ・ヒヨルは先月14日、立場文を出し「検討した結果、曲のメインテーマが類似していることを認める」と盗作を認め「長い間、最も影響を受け、尊敬していたミュージシャンなので、無意識に覚えていたメロディーで曲を書くことになった」と明らかにした。

以後、坂本龍一側は先月20日「坂本龍一と彼の社員たちは直ちに『類似性』を確認した。しかし、2曲の類似性はあるが、作品を保護するためのいかなる法的措置が必要な水準とは言えない」と伝えた。

また坂本龍一は所属事務所を通じて「すべての創作物は既存の芸術に影響を受ける。(責任の範囲内で)そこに自分の独創性を5~10%程度加味するならば、それは立派で感謝することだ」とし「ユ・ヒヨル氏とファンの方々の惜しみない声援に感謝する。ユ・ヒヨル氏の新しいアルバムに幸運を祈り、彼にとっての最高を祈る。ためらわず前に進んでほしい」と付け加え、ユ・ヒヨルに免罪符を与えた。

しかし坂本龍一はハンギョレとのインタビューで盗作を避けるために自身がしてきた格別な努力を語り「独創性は自分の中にあるもの」と伝え、盗作可否は誰よりも当事者がよく知っているというニュアンスを漂わせた。

坂本龍一はピアニスト兼映画音楽の巨匠だ。

映画『戦場のメリークリスマス』、『ラストエンペラー』、『レヴェナント: 蘇えりし者』、『天命の城』、『さよなら、ティラノ』、『約束の宇宙』などの音楽制作を行った。映画『ラストエンペラー』(1987)でアジア人初の米アカデミー音楽賞、グラミー賞を受賞した。

昨年1月に直腸がん闘病中だと明らかにした坂本龍一は、先月週刊誌『新潮』に直腸、肝臓、リンパなどにがんが転移して治療しない場合、6ヶ月の余命だと明らかにした。それと共に「残った時間を、自由に音楽をしながら私の人生を振り返る時間を持つ」と付け加えた。
  • キム・ソヨン スタートゥデイ記者
  • 入力 2022-07-11 13:11:18