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チェ・ウシク、「初主演とかは重要じゃない、ドラマ自体が素晴らしいから」

チェ・ウシク インタビュー ②/② 

  • チェ・ウシク、「初主演とかは重要じゃない、ドラマ自体が素晴らしいから」
こうしてプレッシャーで始まったドラマ『ホグの愛』はマニア層を量産してそれなりの意味を持つドラマとして残った。性暴行の被害者をロマンスの主人公にした点はずっしりとした社会的メッセージを投げかけただけでなく、「本格育児ロマンス」という特異なジャンルを作ったりもした。

チェ・ウシクの心配とは違い、しっかり流れ、『ホグの愛』の放送終了に多くの人々が寂しさを表したりもした。性暴行、婚前純血に同性愛など、ともすれば解釈しにくい素材が多かったドラマであるため、表現においても慎重になる可能性があった。この言葉にチェ・ウシクは「伝えたいメッセージは全部伝えました」と嬉しそうな笑顔を見せた。

「僕らの原動力は1つでした。3話か4話のときに監督が僕に『ウシク、昨日俺がある書き込みを見たんだけど、それを一緒に見たい』と言って見せてくれたものがあります。その書き込みの内容はドラマ『ホグの愛』を通じてホグという単語が変われば良いなというものでした。今はホグが卑俗語、卑下する単語として使われますが、ドラマを通じてホグという単語が貧しく愚かだけれど、優しいそんな単語に代わればいいということでした。それがまさに僕らが視聴者が気づいてくださればと、アピールしようと努力したことでした。僕らの意図がしっかり届いたと思って満足しました。伝えたかったメッセージはしっかり伝達できたと思います。ド・ドヒ(ユイ扮)とカン・ホグが両親になりながら感じる責任感、幸福と同じことを収めてすごく良いことだと思います。」

他の主演たちとの呼吸は「4人が互いに頼ることが大きかった。互いに気遣うとかではなく、『疲れた、背負われていくから』そんな感じでした」と4人の主演俳優たちの間に存在した強い信頼を打ち明けた。チェ・ウシクは「僕がいつAFTERSHOOLのユイと手を繋いで抱きしめるでしょうか。僕はただ『今だ』と思ってただその瞬間を楽しみました」と笑い出したりもした。それだけ俳優たちと並々ならぬ友情を積み上げたチェ・ウシクは特にユイとイ・スギョンに対する惜しみない賞賛を打ち明けた。

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「『ホグの愛』の感情シーンはユイさんのお陰でした。ユイさんは僕がバストショットを撮影しているときにも前で100%感情シーンをしてくれます。それは本当に大変なことです。感情のシーンが多くてそれをひとつひとつすべてやってくれることは簡単ではないのに、やってくれました。だから僕は本当にユイさんを高く評価します。本当に良い女優さんだと思います。そして正直に、スギョンの話しは本当に慎重にならざるをえません。ひとつだけ言えることは、スギョンの演技力を信じたということです。制作発表会の出来事を通じて、スギョンもたくさんのことを学びました。演技は本当に言葉が必要なく、上手いので本当に大きくなると思います。これからが期待できる演技者です。」

このように俳優たちとの呼吸も、ドラマも、撮影現場もすべてが「満点」だと10本の指を広げて見せるチェ・ウシク。彼にとって『ホグの愛』がどう記憶されれば嬉しいか、と尋ねた。彼は「僕の初主演作だとか、そんなことは正直あまり関係ありません。ドラマが本当に良いドラマだったから」と笑顔を見せた。表情だけでも作品に対する誇らしさと自慢したいような気持ちがあふれ出ていた。自身の主演タイトルを飛び越えて、ただドラマだけで笑顔を見せることが出来るチェ・ウシク、彼はまさに「最高の、そしてたった一人のホグ」らしかった。

「今回のドラマは僕の第一歩と同じです。人々がいつも言うのは『お前はこのイメージで固まったらどうするんだ』でした。けれど今までも僕の名前を知らなかった方たちも多く、僕の演技を見ていない方も多い。大衆が見たときにとても暖かく、面白かったとだけ記憶されれば嬉しい。僕の初主演作で、初ロマンスとかは重要ではなく、『ホグの愛』が暖かく残ってくれれば、僕にはそれだけです。」
  • MBNスター ユ・チヘ記者/写真提供=JYPエンターテイメント | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-04-14 08:30:10




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