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カンヌ映画祭のレッドカーペットを踏む韓国女優たち

◆ City Life 第480号…STAR TAP ③/④ 

  • カンヌ映画祭のレッドカーペットを踏む韓国女優たち
カンヌと韓国は近い。1999年ソン・イルゴン監督の短編映画『ピクニック』が公式コンペティション部門で最初に受賞し、縁を築いたカンヌ映画祭と韓国映画はその後『酔画仙』、『オールドボーイ』、『密陽』、『渇き Thirst』などの映画を通じてイム・クォンテク、イ・チャンドン、パク・チャンウク、チョン・ドヨンなどを「ワールドスター」隊列に押し上げ、キム・ギドク、ホン・サンス、イム・サンスなどカンヌの注目を受ける名監督を輩出した。

このように格別だったカンヌ映画祭が変わった。最近3年連続で公式長編部門に韓国映画が招待されなくなった。ヴェネツィア映画祭、ベルリン映画祭と共に世界3大映画祭と呼ばれるが、その位相は独歩的だというカンヌであるだけに、韓国映画界の焦りは大きくなっている。

どんな問題があるのか?専門家は韓国映画がカンヌの選択を受けることができない理由を、「カンヌが育てた韓国の監督たちが注目されるだけの映画を出さないがゆえ」という診断をしたりもする。カンヌが好きな韓国人監督の作品が不在だということだ。しかし韓国映画が「映画祭のための映画」から抜け出し、より多様な素材とテクニックで映画祭よりも大衆にアピールしようとしたためだという評価もある。そんな意味からからも長編コンペティション部門に招待されなかったが、「ある視点」と「ミッドナイトスクリーン部門」に招待された『無頼漢』、『マドンナ』、『オフィス』の3本の映画と、国際批評家週間に上映される『チャイナタウン』、そしてこれら映画のヒロインであるチョン・ドヨン、ソ・ヨンヒ、コ・アソン、キム・ゴウンなど韓国人女優に注目する。パルム・ドールとは遠ざかったが、「演技」においてはしっかりと評価を受けることを願う素晴らしい俳優たちであるためだ。
  • Citylife第480号(15.06.02付)
  • 入力 2015-05-27 15:54:23




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