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スターへの深い愛…スターの公益価値まで管理する「概念ファン」たち

◆ City Life 第481号…STAR TAP ④/④ 

  • スターへの深い愛…スターの公益価値まで管理する「概念ファン」たち
芸能界のスターたちに向かうファンの関心が少しずつ熱くなり、それを表現する方式もより積極的、多様化している。スターの一挙手一投足を逃すまいと、サセンペン(私生活まで追いかけるファン)もおり、スターたちの私的領域まで侵害して露骨な執着を見せるチンサンペン(分別のないファン)もいるが、自分たちが好きなスターのイメージ管理までしてくれる、まさに概念ファンも多い。

これまでにしても、概念ファンの表現方法はケータリングをプレゼントし、米花輪や練炭を貧しい隣人に寄付するなど実用的な姿であったとすれば、最近もっとも人気を集めている方式は環境などの公益的参加を通じたものだ。私的領域に留まっていたファンの心が公的領域にまで拡大し、スターのイメージを高めている。

最近歌手IUの26回目の誕生日を祝うために、ファンが約6ヶ月間準備して造成した「IUの森」が代表的だ。「スターの森づくりプロジェクト」にIUのファンたちが基金を集めてソウル永登浦区輪中路付近にソメイヨシノ、ツツジ、ツゲなど約250株の木を植えた。すでに汝矣島には「少女時代の森」や「EXOの森」、「INFINITEの森」が造成されている。現在まで似作られているスターの森は26カ所と伝えられている。

場所も国内はもちろん、海外にまで幅広く繰り広げられている。

ソテジのデビュー20周年を記念して、ファンたちがブラジルに造成した「ソテジの森」をはじめとしてINFINITEソンヨルはアフリカのブルンジ・ルタナ県に、2NE1は南スーダンに、そしてB.A.Pはインドに森を作ったものと伝えられた。スターに向かう「深い愛」に言葉も多く、問題も多いファンダムであるが、最近変わってきたファンダムとスターたちの調和が公益的価値で輝いている。
  • Citylife第481号(15.06.09付)
  • 入力 2015-06-03 09:43:24




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