トップ > エンタメ > スターフォーカス > 女優キム・ソナのSNSセルフディス論難

女優キム・ソナのSNSセルフディス論難

◆ City Life 第486号…STAR TAP ①/④ 

  • 女優キム・ソナのSNSセルフディス論難
振り返ってみると、彼女のイメージもそうだった。腕白小僧のように堂々とさばさばとしている。だから彼女の演技を覗き込んでみると、指摘をするひとよりは無条件で喜び応援するファンが多い。キム・ソナはそんな女優だった。

ともすれば「義理派」先輩演技者キム・ブソンのように「烈士」となっても似合いそうだ。けれど彼女は映画やドラマのような作品でなければあまり姿を見せず、むしろ「神秘主義」側に分類される女優だった。

そんな彼女が久しぶりに世間に顔をだしているのかと思った。最近彼女が出演する『覆面検事』というドラマの撮影遅延について、自身のSNSを通じて「しっかりと」噛み砕いたのだ。けれどそれが論難に発展した。一方ではドラマ制作会社の勝手な行動を「甲」に照らして「乙」の立場を代弁する演技者キム・ソナの行動を賞賛しているようであり、また一方では「ドラマは売れている俳優が気勢を注ぐ」という批判が強まって再び真実ゲームの様相に広まった。

発端はもちろんキム・ソナが自身のSNSに掲載した文章だ。この文章で彼女は「くだらない訓練」、「また時間の浪費」、「毎回なんで?」のような表現でドラマ撮影が常習的に遅延されて演技者が被害を受けているようなニュアンスを抱かせた。しかし、キム・ソナの遅刻とそれによるスタッフの被害を指摘するある制作スタッフのインタビューが登場して事態が急展開、逆にキム・ソナが窮地に陥ってしまった。彼らの真実ゲームは制作会社側の釈明で比較的早い時間に一段落した。

結論は「キム・ソナが違う人から伝え聞いた現場の状況を間違って把握して掲載した文」によって巻き起こった軽く単純なハプニングというもの。「単純な誤解」によってもたらされたことではあるが、すっきりしたいということははっきりしている。これまでドラマ収録現場にて巻き起こってきた断片台本、出演者の遅刻など数多くの問題が今も現在進行形であるためだ。
  • Citylife第486号(15.07.13付)
  • 入力 2015-07-08 14:23:31




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア