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大根役者?遅れて「演技に目覚めた」美しき女優たち

◆ City Life 第497号…STAR TAP ④/④ 

  • 大根役者?遅れて「演技に目覚めた」美しき女優たち
最近開催された「ソウルドラマアワード」にて女優ファン・ジョンウムが韓流ドラマ演技賞を受賞した。一時は「シットコムコミック演技」専門だった彼女が、いまや堂々と名品演技者として生まれ変わったことを証明する瞬間だった。もちろん『お金の化身』、『秘密』といったドラマを通じて演技者として生まれ変わり、昨年『果てしない愛』と最近の『キルミーヒールミー』で他に言葉が必要ない「名品演技者」隊列にのぼったが、演技者としてデビューした2010年にしても「一体なぜ演技をするのか?」という非難をかぶったりもした。

最近、久しぶりのカムバック作『ヨンパリ』でホットな注目を受けているキム・テヒも、真の「演技者」に生まれ変わっているという声が聞こえている。ドラマや映画にキャスティングされるたびに絶えず「大根役者」論難に包まれていた彼女だったが、今回ドラマ『ヨンパリ』では少し違った演技を見せているという評価が現れている。また、植物人間状態で言葉を発せずに眠っているシーンでさえも大根役者論難が起きるほどに客観的な判断の代わりに先入観を持って対するという指摘もあった。演技もしていないのに大根役者云々とは、彼女の立場にすれば過酷だと感じるだろう。しかし、最近『ヨンパリ』を通じてキム・テヒがとても変わったという声が出ている。「毒気を抱いて行う演技」が満開だという評もある。

一方、38歳のおばさんが大学に入り巻き起こるエピソードを描いたドラマ『二度目の二十歳』で帰ってきた元祖韓流女優チェ・ジウも演技力論難から自由になれずにいる。韓流ドラマ『冬のソナタ』によって「女神」隊列に並んだが、彼女もやはり出演する作品ごとに発音や演技の是非が問われたりした。そんな彼女もやはり今回のドラマ『二度目の二十歳』で良い演技を見せているという声が聞こえる。「二十歳」という話にもならない設定に困惑するという反応を見せた視聴者の間でも賞賛一色。演技もやはり一層成熟したという評価が出ている。

ファン・ジョンウム、キム・テヒ、チェ・ジウ。一時は大根役者として論難の中心にいた彼女たちが今「水を得た」特別な魅力を醸し出している。
  • Citylife第497号(15.10.06付)
  • 入力 2015-09-29 09:38:44




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