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寄付も一人では寂しいけれど…寄付団体「チャカゲサルジャ」が生み出す概念男たち

◆ City Life 第500号…STAR TAP ③/④ 

  • 寄付も一人では寂しいけれど…寄付団体「チャカゲサルジャ」が生み出す概念男たち
歌手キム・ジャンフンが公演で何とか稼ぎ寄付活動を行っているとき、彼の事務所の仲間たちが空しい日々に気をもんだというのは有名な話だ。自身はウォルセ(家賃制)の家に住みながら稼いだ金のほとんどを寄付することに足りず、後には収入を先払いする「外傷寄付」までしたというのだから、事務所のやりくりを担う職員たちは困り果てたことだろう。そのことを考えるたびに驚き、涙ぐましくなる。だからより素晴らしい人物がキム・ジャンフンだ。

けれどそうして一人の力で孤独にしていた「キム・ジャンフン式寄付」を見ると、切ない気持ちを持った人が一人二人ではなかったようだ。最近彼と近く通じた「概念男」が一人ではない、何人かと共にする寄付団体を作った。名前は「チャカゲサルジャ(賢く生きよう)」。ユーモアでも、パロディでもない、れっきとした正式寄付団体の名前だ。同じ名前ですでに15年間寄付公演を開き、現在まで6億8000万ウォンを白血病こども財団に寄付した歌手イ・スンファンが総代を担い、放送人キム・ジェドン、漫画家カンプル、映画監督リュ・スンワン、記者チュ・ジヌが参加した。

彼らは10月3日に開かれたイ・スンファンの15回目となる「チャカゲサルジャ」コンサートに集まり、盛大な設立式を行った。またこれまで各自が行ってきた寄付と社会奉仕活動を今後「チャカゲサルジャ」の名前で進行し、新しい大型寄付プロジェクトも準備するという計画を発表した。これにより、イ・スンファンはすでに弘大のクラブとインディーズバンドを支援する「Free from All」プロジェクトを開始し、漫画家カンプルはウェブトゥーン「26年」の有料化収益と自身の3作目となる童話の印税を寄付することにし、他の人々も特別な寄付アイテムを作っている。寄付も一人でするよりも、数人でやれば一層良く見える。
  • Citylife第500号(15.10.27付)
  • 入力 2015-10-21 15:00:03




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