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「スーパーマン」ソン・イルグクと三つ子が共にした成長期

「スーパーマンが帰ってきた」116回 

  • 「スーパーマン」ソン・イルグクと三つ子が共にした成長期
ソン・イルグクの三つ子の息子テハン、ミングク、マンセはKBS2芸能プログラム『スーパーマンが帰ってきた』のマスコットとして視聴者の大きな愛を受けてきた。

2014年7月に初登場した俳優ソン・イルグクは普段バラエティ番組に出演していなかったため、放送前から三つ子よりもソン・イルグクのバラエティ出演に注目が集まった。

『スーパーマンが帰ってきた』は観察バラエティとして毎回三つ子たちの成長を視聴者に見せながら共に呼吸した。ぐずっていた三つ子が1年7ヶ月間にすくすくと育ち健気な言動を見せてくれた。そんな過程に接した視聴者にとって三つ子は単純にテレビに出てくる放送人以上の気さくさと哀切さを抱かせた。視聴者が三つ子を見て感じる感動はこれまで1年7ヶ月の間に着実に成長してきた子供たちに対する感動でもある。

その後テハン、ミングク、マンセは『スーパーマンが帰ってきた』の人気を牽引する張本人となった。テハン、ミングク、マンセは違う外見であるようにそれぞれ個性溢れる性格で視聴者を魅了した。テハンは長兄としての責任感が強く立派だった。ミングクは言葉もうまく、歌もうまく感受性が秀でているキャラクターだ。末っ子マンセは悪戯っ子であり女の子たちに特に人気が多い「魔性の」魅力を見せた。

また三つ子の他ならぬ言語礼節は視聴者をもっとも笑わせた。普段から正しい訓育法で話題を集めたソン・イルグクは、他の父親よりも礼儀を重要視した。

これに三つ子は食堂に行って「おばさん、ご飯ください」と話したり、広場でミニカーに乗りながら「ちょっとどいてください。皆さん失礼」といった特有の多情多感さが盛り込まれた言葉で話題を集めた。特にソン・イルグクを「お父さん」と呼んで子供らしからぬ大人びた礼儀作法を見せて大きな愛を受けたりもした。

  • 「スーパーマン」ソン・イルグクと三つ子が共にした成長期
ソン・イルグクもまたこれ以上ない正常を見せた。三つ子を連れて外出することさえも苦労したソン・イルグクにとって『スーパーマンが帰ってきた』はこれ以上ない幸福だった。子供たちと疎通し思い出を積み重ね、今では母親がいなくてもしっかりと子供たちの面倒を見て優しいイメージを抱かせる「国民パパ」に頭角した。

最後の放送にてソン・イルグクは「『スーパーマン』は私の人生最高の贈り物だと断言する、個人的に幸福であり、思い出もたくさん作った」と感想を伝えた。

続けて「この放送を見て刺激を受けて子供を生む方も多いという。実際に私の妹も諦めていたが17年目にして子供を授かった。そんな部分でやりがいを感じる」と付け加えた。三つ子を見つめる視聴者の中には「三つ子のような子供がもう一人くらいいたら」と考えるのも不思議ではない。

  • 「スーパーマン」ソン・イルグクと三つ子が共にした成長期
今のような低出産時代には出産そのものがファンタジーだ。そのため社会経済的な条件によって結婚と出産を遅らせる大衆たちにとって現実では出会うことが難しい三つ子を見ることが一種の代理満足となった。また『スーパーマンが帰ってきた』の中の三つ子は幸福ホルモンを分泌させ、息苦しい一週間を開始できる力を与えてくれたりもした。そのため視聴者たちはすでに寂しいという反応だ。

最近、三つ子の空席を埋める新たなメンバーとして俳優キ・テヨンとイ・ボムスが合流した。誰も三つ子の空白を生めることは出来ないだろうが、リニューアルを終えた『スーパーマンが帰ってきた』に子供の健気な成長、率直な育児を収めた物語をを期待する。
  • MBNスター キム・ユナ記者 / 写真=ソン・イルグクSNS、KBS2放送画面 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-02-08 09:23:07




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