トップ > エンタメ > TV・映画 > 「タンタラ」1話、「GODチソン」と「徳善ヘリ」のジェットコースター級展開

「タンタラ」1話、「GODチソン」と「徳善ヘリ」のジェットコースター級展開

「タンタラ」1話 

▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

  • 「タンタラ」1話、「GODチソン」と「徳善ヘリ」のジェットコースター級展開
初回放送を終えた『タンタラ』がジェットコースター級の展開で注目をひきつけている。

去る20日に放送されたSBS水木ドラマ『タンタラ』初回放送では、飲酒運転による事故とメンバーたちの裏切りで、一晩で地獄に落ちたマネージャーのシン・ソクホ(チソン扮)と、わいせつ事犯とみなされ前科者として転落した高校生ハヌル(カン・ミンヒョク扮)と彼の姉グリン(ヘリ扮)の苦労が描かれた。

名不虚伝のチソンは巧みに視聴者の心を掴んだり離したりを繰り返して、彼がなぜGODチソンと呼ばれるかを立証した。シン・ソクホは記事を金でもみ消し、CDランキングを操作し、新人作曲家の曲を奪うなど、自身のグループであるジャクソンを守るため、たとえ火の中水の中でも傲慢わがままなパワー派のマネージャーだ。

しかし、独立を控えて献身を尽くした会社とジャクソンメンバーにまんまと裏切られ、飲酒運転で前科者の身分に転落する。その間友人も、同僚もいなく悪辣に生きてきた彼に残ったのは侮蔑感だけだった。

この過程でチソンはいかさま師の表情、ふてぶてしい偽善者の姿、絶望に陥り、憤怒し、暴走する姿など、さまざまな表情と感情を巧みにくり出し、ブラウン管を一気にチソンの世界で染めた。視聴者は、自分勝手なシン・ソクホであるため怒りながらも刑務所で「これは違う。これは違うじゃないか」と叫び涙をこらえる場面では、切ないソクホの姿に惜しんで、いつしか彼の再起を応援するようになった。

大勢女ヘリとカン・ミンヒョクは心ときめく姉弟ケミに終始視聴者の心をドキドキさせた。世界にたった二人だけのグリンとハヌルはお互いを頼りながら生きる姉弟の仲だ。そんなある日、ハヌルがわいせつ事犯とみなされ、グリンはハヌルのために一日一日を堪える孤軍奮闘が始まる。特に、ハヌルをわいせつ事犯と指摘した当事者であるジヨン(ユンソ扮)がシン・ソクホの前職場KTOPの代表イ・ジュンソク(チョン・ノミン扮)と繋がっていることを暗示して、今後この事件がどのように展開されるかに関心を増幅させた。

特に、ハヌルのわいせつ事犯疑惑が確定した裁判シーンは、冷静に現実を受け入れ姉を支えるカン・ミンヒョクの心強いツンデレな魅力と全身で阻止し弟を守るヘリの嗚咽シーンが、視聴者たちを泣かし最高の名場面に選ばれた。グリンは「判事、見てください。ハヌルは友人の間でも荒れた様子もない模範生です。私たちのハヌルがそんなことをするわけがない」とし、「ジヨン、なぜなの。うちのハヌルじゃないでしょ」と嗚咽し涙を流して、視聴者たちの涙腺を爆発させた。

ヘリとカン・ミンヒョクの超絶頂姉弟ケミはブラウン管を甘く彩った。カラオケ店のアルバイトを終えて帰宅するグリンをカラオケ客がちょっかいを出そうとすると、ハヌルはグリンの肩を抱いて「この女の主人だ」と言う兄のような弟の魅力は一気に女心を奪った。いつも心強く守ってくれたハヌルがいない空っぽの家で、ラーメンを1人で食べるヘリの姿も、今後の彼らの関係を期待させ、ときめきと切なさをプレゼントした。

『タンタラ』は、初回放送でシン・ソクホの天国と地獄を行き来するジェットコースターのような人生と、お互いの支えであるハヌルとグリンの意地悪な運命を描き出し、今後の展開に対する関心を高めた。特に、エンディングでハヌルが歌った予備校のCMソングに耳をぱっと傾けたシン・ソクホの明るい姿と予備校から出てくるハヌルの姿が同時にクローズアップされ、彼らの出会いが今後、どんなストーリーを描くのか期待を高めた。
  • MBNスター ユ・ジヘ記者 / 写真=SBS放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-04-21 08:22:49




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア