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「タンタラ」最終回②…チソンの選択は正しかった、再び認められたその演技力

「タンタラ」18話(最終回) 

  • 「タンタラ」最終回②…チソンの選択は正しかった、再び認められたその演技力
『タンタラ』の1等功臣は「1億少女ヘリ」ではなかった。 MBC『キルミーヒールミー』で神懸かりの演技を見せてくれたチソンだった。

SBSの水木ドラマ『タンタラ』は、崖っぷちで出会った傍若無人のマネージャー、シン・ソクホ(チソン扮)とルーキーバンドタンタラの花道人生作プロジェクトを描いたドラマだ。去る4月20日の初放送以来、2カ月間、視聴者に穏やかな感動をプレゼントした。

ドラマは「タンタラ」バンドの成功記を中心に話が展開した。チョ・ハヌル(カン・ミンヒョク扮)、カイル(コンミョン分)、ナ・ヨンス(イ・テソン扮)、ソ・ジェフン(L.Joe扮)は、音楽で一つになって泣いて笑って舞台に立った。そして、彼らの成功の裏には、チソンが熱演したシン・ソクホがいた。

チソンの肩の荷は重かっただろう。バンドのメンバーたちが若い俳優たちだったし、相対的に演技の経験が不足していたからだ。『タンタラ』は、ともすれば演技力に疑問を持たれていたかも知らないドラマだった。チソンは劇中、バンドのマネージャーの役割をするように、先輩演技者として『タンタラ』を率いる1等功臣だった。

シン・ソクホはドラマの序盤で「傍若無人」という設定を持っていた。上層部には丁寧に接しながらも、目下の人の前では表情を変える悪行を続けた。このため、チソンはドラマの序盤では緊張感のある展開のために悪役としての面貌を見せた。

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シン・ソクホが自分の曲を取り戻すために懇願する無名の作曲家を徹底的に無視する過程では、チソンの演技力が最も際立った。そして、これは『タンタラ』の後半部を率いる、最も重要なシーンとして定着した。

序盤、シン・ソクホは悪人だったが、中盤からは彼が新しい人に生まれ変わる過程が描かれた。シン・ソクホは「タンタラ」バンドを作りながら数多くの自分の過去とぶつかった。その度に多くの感情シーンが登場し、チソンはこのすべてのことを消化しなければならなかった。

このすべてを見た視聴者たちは「やはりチソン」というコメントで応えた。悪人になったり、卑屈になったり、自分の過ちによりバンドが危機に直面したときは涙を流して自責した。自分が大切にしていたジヌ(アン・ヒョソプ扮)が性的暴行の真犯人であることを知ったとき、失望している自分をハヌルが探しに来てくれたときの様子は、視聴者に深い感動をもたらした。

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チソンは前作『キルミーヒールミー』で多重人格障害を患うチャ・ドヒョン役を引き受けた。彼は7つの人格を自在に変え、演技力を認められた。そして次期作として、1年ぶりに『タンタラ』を選択した。チソンの次期作選択は成功した。どの役よりも光っていて、再び演技力を立証するのに十分だった。
  • MBNスター ユ・ジフン記者 / 写真=SBS提供、MBNスターDB | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-06-17 09:31:46




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