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エンタメ > TV・映画 > 「むやみに切なく」1話 キム・ウビンとペ・スジ、やはりビジュアルは成功的
▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。
俳優のキム・ウビンとペ・スジの出会いにより期待を高めていた『むやみに切なく』が初放送された。キム・ウビンとペ・スジ、まず、ビジュアルの相性は成功的だ。
KBS2の新しい水木ドラマ『むやみに切なく』は、幼いころに胸の痛む悪縁により別れた2人の男女が傍若無人のスーパースターと卑屈で俗物的なドキュメンタリーPDとして再会して描く、荒々しくも切ない愛の物語だ。
ドラマの中心となるキム・ウビンとペ・スジはそれぞれ、俳優と歌手を越えた当代最高の韓流スターシン・ジュンヨンと、お金の前ではどこまでも卑屈になり強い人の前ではどこまでも弱くなるノ・ウル役を引き受けた。
6日、初放送でキム・ウビンは傍若無人な態度を見せるシン・ジュンヨンを描いた。彼は撮影をしていた途中に「台本を直してほしい」と話して、神経質な面をあらわにした。しかし、一方では余命宣告を受けて一人で涙を流す姿を見せて、細やかな感情演技を繰り広げた。
ドキュメンタリーのPDに変身したペ・スジは、最初の場面から強烈だった。廃水を違法に捨てる大企業を取材するために孤軍奮闘しながら、堂々としたキャラクターを完成させた彼女は、荒い言葉遣いでずうずうしくなったり、愛嬌のある姿で、多彩な魅力を描いた。特に、解雇された直後にお酒に酔って叫んだり、迷惑な行為をする、泥酔状態の演技は強い印象を残した。
なによりも、2人の相性はエンディング場面を通じて完成された。雪の降る中で、2人が一緒に立っている姿はビジュアル的に完璧な情景を描き出し、お互いに対するせりふが切ない雰囲気を高めた。
キム・ウビンとペ・スジの演技はエンディングの1分を通じて、幕を開けたようなものだった。多少、聞き取りにくいせりふなど、ペ・スジの演技を巡っては好き嫌いが別れてはいるが、それでもまだ2人の演技の呼吸に対する判断を下すには早い段階だ。キム・ウビンとペ・スジが切なくも運命的な愛を完璧に描くことが出来るのかに期待が集まる。