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歌手Rain(ピ)軍除隊後、カムバックアルバム出す


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「父に家を買ってあげ、音楽番組で1位にもなったけど…。海水を飲むようだった。飲んでも飲んでも喉がが渇きました。毒気を抱いて歯を食いしばった。だから歯が欠けるんですよ。その毒気が私に毒になったようです」。

ソロデビュー11年になったダンス歌手Rain(鄭智薰・32)は先月26日、記者らに不意にビールを勧め、すべてのことを下ろすようにこう語った。

目が行きつ戻りつしたが陽が中天に浮かんでいた時間、ソウルのチョンダムCGVで開かれた新しいアルバム発表記念の記者懇談会の席だった。いつもならこぎれいな黒スーツの身なりだったろうが、この日のRainは少しくたびれた白い半そでにジーパンをはいて登場した。

歌謡界ではRainほど欲張りでまじめな人物はいない。血のにじむような努力は、Rainが貧乏を踏みしめて華麗に頂上に登りつめた原動力でもある。そんな彼が入隊前後に「横領嫌疑」「株式食い逃げ論難」「賭博説」「過多な休暇論難」「芸能兵士問題」など、各種の誹謗に巻き込まれてスタッフは完全にきりきりまいだった。しかし鉄はたたくほど堅くなる。

「私が4~5年前からやかましく過ごしたでしょう。うまくいくときはうまくいき、だめな時はあまりにだめで、誹謗も多かったでしょう。実際に、私がダンス歌手として過ごす日はあまり残っていないようです。私の年は32だけど、きつい思いまでして40まで続けたくはないです。‘もう目標を決めず、余裕をもってやってみよう’こんな気がしました」。

そこであらためて重要に感じられるのはまさに「人」だ。
「踊りがうまい、歌がうまいと言って1等になるわけじゃない。良い歌を得て良いプロデューサーに会えば1等になるでしょう。結果的に、優れた人々を見ればそのまわりにすばらしい人が多い。良い人にうまく会わなければならないと思う」。

3年9ヶ月間の空白期間を終えて2日に売り出したアルバム第7集「Rain Effect」は、この間に強調して来た「ビジュアル」よりは「オーディオ」に気を使った。タイトル曲「30 Sexy」と「La Song」は大衆が一日中聞いても飽きないように、歌に込めた力を抜いた。ダンスとパフォーマンスも、節制美が現われるようにするために気を使った。

「破って脱ぐことなく、セクシー感を見せなくてはと言う考えです。私だけでなく、脱ぐ人は多いから」。

無心になったとしても欲心は相変らずだ。除隊以後、録音室にだけこもって今回のアルバム全曲を作詞した。ほとんど毎日夜を明かしたと言う。録音が終わった直後には一週間のあいだ、風邪の疲れで寝込んだほどだった。

「うまくできたとしても、以前ほどできますか?」と言いながらも、「10年間、ダンス歌手をしたRainが新しいアルバムを出したのだから、本当にきちんと作らないといけない」という考えからだったと言う。そして彼は、「‘Rainは死なない’という言葉を必ず聞くだろう」と「自信がある」と強調した。

やっぱり天性は欺く事はできない。
  • 毎日経済_イ・ギチャン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-01-02 08:01:02




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