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5年待ったキム・ウンスク作家「鬼<トッケビ>」コン・ユ、彼らが描く寂しく輝かしい物語

tvN「鬼<トッケビ>」 

  • 5年待ったキム・ウンスク作家「鬼<トッケビ>」コン・ユ、彼らが描く寂しく輝かしい物語
キム・ウンスク作家とイ・ウンボクPDは5年を待ってコン・ユと出会い『鬼<トッケビ>』を通じて『太陽の末裔』に次ぐまたひとつの神話を描くことが出来るだろうか。

22日午後、ソウル江南区論峴洞のPATIO9にてtvNドラマ『鬼<トッケビ>』(脚本キム・ウンスク/演出イ・ウンボク/以下、『鬼<トッケビ>』)制作発表会が開かれた中でコン・ユ、イ・ドンウク、キム・ゴウン、ユ・インナ、ユク・ソンジェ、キム・ウンスク作家、イ・ウンボク監督が参加し、ドラマに対する細かな話を交わした。

『鬼<トッケビ>』はKBS『太陽の末裔』を執筆したキム・ウンスク作家とイ・ウンボクPDが再びタッグを組んだ作品でコン・ユ、イ・ドンウク、キム・ゴウン、ユ・インナ、ユク・ソンジェなど韓国大勢俳優たちの出会いにキャスティング段階から話題を集め、歴代級「ファンタジーロコ」の誕生を期待させている。

935歳と推定される鬼のキム・シン役にコン・ユ、そしてそんな「神」と同居を開始させることになる死神役のイ・ドンウク、「鬼の花嫁」だと言い張る高校3年生チ・ウンタク役にキム・ゴウン、死神に一目惚れすることになるサニー、鬼を祀るユ氏一族の財閥3世ユ・ドクファ役にユク・ソンジェが呼吸を合わせることになる。

キム・ウンスク作家は「面白くしようとこの作品をはじめた」とし「我々のドラマ『鬼<トッケビ>』はおかしく美しく、寂しくて輝かしい物語だ。そんなファンタジードラマをやりたく、素晴らしい俳優の方々と作品をすることになった。ハイライトを見て気分がとても良くなった。気持ちが高ぶる。とても面白かった、鳥肌が立った」と他ならぬ愛情を見せた。

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  • < (左)イ・ウンボクPD、(右)キム・ウンスク作家 >



今回のドラマを通じてキム・ウンスク作家と二度目の呼吸を合わせることになったイ・ウンボクPDは「毎回仕事をするたびに感じることだが、ドラマは面白く、感動があり、つまらない日常を少しでも忘れることができるドラマとなれば嬉しい。最近のような時期こそ、さらに少し休んで物語に夢中になることができる作品となればと思う」と話した。

また「『太陽の末裔』のときにとても苦労したので、今回は少し楽なドラマを限定された空間で台詞だけでやり、銃を持って戦うのではないとお話されたが、突然ものすごいスケールのファンタジードラマをやろうと言われてもっと苦労している」と話して会見場を爆笑させた。

中でも今回のドラマはコン・ユの復帰作として関心を集めたが、キム・ウンスク作家が5年間もコン・ユにラブコールを送ったと告白して注目を集めた。

キム・ウンスク作家は「コン・ユさんに5年に渡ってふられた。いえ、コン・ユさんは丁重にお断りされた」と話して笑いを誘い、「今回ドラマオファーをするときにも慎重になったが、本当にすぐに返事をくださった。とても詰まった格好良い答えを下さった。仕事でハワイに行ったというので、ほとんどは言い訳で使われるので、やらないのかなと思った。けれどメッセージで『こんなに小心で怖がりな鬼でも大丈夫であれば、この作品をやります』と答えをくださった。とても嬉しかった」とコン・ユへの愛情を表した。

コン・ユもまた「私がドラマを恐れる部分がある」とし「キム・ウンスク作家は私にもすごい方であり、私が特別だから、その前に断ったのではなかった。ただ私の問題だった。今回私もその前に私にずっと愛情を送ってくださったことに対する感謝の挨拶を直接顔を会って伝えたくて出会ったミーティングだったのだが作家、監督と作品について話を聞くことになった。2~3時間ほどのミーティングが心を開くことができた時間だったと思う」と打ち明けた。

彼は「やはり事前制作でないからこそ、僕らが放送を開始すれば俳優たちが物理的に環境がうまくいかない」とし「環境のせいにするわけではないが、最善のコンディションで最上の結果物をお見せしたいために、そういったことができないドラマの現場に対する心配も多かった。それらがプレッシャーに繋がったと思っている」とこれまでドラマに出演しなかったことについて説明した。

  • 5年待ったキム・ウンスク作家「鬼<トッケビ>」コン・ユ、彼らが描く寂しく輝かしい物語
作品ごとに成功するキム・ウンスク作家であるが、後になるほど「力が抜ける」という指摘を多く受ける。これについてキム・ウンスク作家は「言い訳の余地なく、私が後半部に台本をうまくかけていない」と話した。

続けて「そんな間違いをしてみたため、今回のドラマはエンディングまで力を抜かずに書く」とし「俳優、監督と約束した。力が抜けない台本を渡すと。最後まで関心を持って見守ってくださればと思う。私が変わるようにする」と決意を伝えた。

最後にコン・ユは「長く苦心しただけに、後悔しない。惜しみなく注いでいく。最善を尽くして熱心に演じる。良い俳優とともにし有難く、感謝すると伝えたい。少し憂鬱な時期に笑い、泣くことができる快感を与える作品となることを願う」と伝えた。

イ・ウンボクPDもまた「台本をはじめて受け取ったときに、これをどう撮影しろというのか、心配になった。スタッフ、俳優が力を集めてやってみると満足のいく結果が出てきているようだ。もっと頑張って最後まで失望させないドラマを作るように努力する」と話して期待を高めた。

来る12月2日金曜日に初回放送されるtvN『鬼<トッケビ>』は不滅の命を終わらせるために人間の花嫁が必要な鬼、彼と奇妙な同居を開始させた記憶喪失の死神、そんな彼らの前に「鬼の花嫁」と主張する「死なねばならない運命」の少女が現れたことで巻き起こる神秘的な浪漫説話を描く。
  • シックニュース チョ・ヘジン記者 / 写真=イ・ミファ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-11-22 16:18:00




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