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「鬼<トッケビ>」のスペクタクルなCG場面はこのようにして作られた

「鬼<トッケビ>」 

  • 「鬼<トッケビ>」のスペクタクルなCG場面はこのようにして作られた
『鬼<トッケビ>』が想像を現実にする、最先端の視覚効果(VFX)で没入度を上昇させ絶賛を得ている。

tvN金土ドラマ『鬼<トッケビ>(以下、鬼<トッケビ>)』は、不滅の人生を終えるには人間の花嫁が必要な鬼、彼と奇妙な同居を始めた記憶喪失の死神、そんな彼らの前に「鬼の花嫁」と主張する「死んだはずの運命」の少女が現れて、繰り広げられる神秘的でロマンチックな物語だ。斬新ながらも独創的なしっかりとしたストーリー展開と、目を離すことができない荘厳で幻想的な映像美、俳優たちの名品好演が「シナジー」効果を発揮し、お茶の間を魅了している。

何よりも、去る1話と2話の放送分に登場し、『鬼<トッケビ>』を歴代級ファンタジーラブコメへと誕生させたブロックバスター級の名場面が話題を集めている状況だ。映画『釜山行き』、『スパイ』、『パンドラ』などを担当した「デジタルアイデア」の最先端視覚効果(VFX)技術が想像の中のイメージを実現可能にしながら、豊かな見どころが満載の完成度の高い作品を生み出した。これと関連し、視聴者の目と耳をひきつけた『鬼<トッケビ>』の中の「CGの名場面」を挙げてみた。

▶ NO.1 鬼キム・シン(コン・ユ扮)が他国に旅立つ船の航行シーン

『鬼<トッケビ>』1話でお茶の間を最も圧倒させた部分は、鬼キム・シンが家臣となった幼い子供と一緒に船に乗って他国に航海する場面。インパクトが大きかっただけに、画面で表現するのが難しく、大変な部分となり、最も多くの時間を投入して入念に撮影し、視覚効果を入れて完成された。海に浮かんでいる船を表現するために、波の形から船が波に乗って移動する様子まで視覚効果で作られた。

▶ NO.2鬼キム・シン(コン・ユ扮)が怒り、船を沈没させるシーン

鬼のキム・シンが幼い家臣を苦しめた強盗たちに怒りを表す場面では、船を真っ二つに破壊し、沈没させる様子がリアルに繰り広げられた。キム・シンの激怒が大きくなるほどに暗雲が集まってきて雷が鳴り、波が高くなる状況が格の違う視覚効果と一体となり、クオリティの高い名場面となった。それだけでなく、キム・シンが火の剣を作って船を破壊する場面では、剣が触れて船が爆破された瞬間から、船がバラバラに壊れて沈むシーンまでスペクタクルに表現されて賛辞を受けた。

▶ NO.3 鬼キム・シン(コン・ユ扮)と死神(イ・ドンウク扮)の出没

不滅の人生を生きている鬼キム・シンと中折れ帽をかぶって亡者の前に現れる死神(イ・ドンウク扮)は人間ではないだけに、自由自在に移動し、スペースを行き来する姿で注目を集めた。鬼は青いイメージで、死神は黒い煙で消えて現れるような視覚効果を与え、自然な動きが完成した。鬼キム・シンが死んでいく鬼の花嫁チ・ウンタク(キム・ゴウン扮)の母親(パク・ヒボン)の前に現れるシーンでの登場と、チ・ウンタクが掴んだキム・シンの腕で燃える青い炎は、視覚的に最大化されて描かれた。

『鬼<トッケビ>』の視覚効果を担当したデジタルアイデアのイ・ヨンソプスーパーバイザーは「現場でイ・ウンボク監督と多くの意見を交わしながら、頭の中だけに描いてきたシーンが画面のなかで生きて呼吸するように作業に取り組んでいる」とし「『鬼<トッケビ>』の時空を行き来する様々なファンタジーの要素が最高のシーンになるように最善を尽くしたい」と所感を明らかにした。

制作陣側は「『鬼<トッケビ>』の奇妙ながらも神秘的な、ファンタジーストーリー展開のための新たな挑戦を試みた。壮大で派手なスケールがそのまま表現されて、多くの方が賞賛してくださっているようだ」とし「今後も鬼と死神、鬼の花嫁に関連したファンタスティックな内容が繰り広げられる。さらに豊かでコシのある見所がいっぱいの9日(今日)に放送される3話にも期待してほしい」と伝えた。
  • スタートゥデイ シン・ヨンウン記者
  • 入力 2016-12-09 17:56:09




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