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「鬼<トッケビ>」イ・ドンウク、死者を見送る死神のツンデレ慰労法

「鬼<トッケビ>」 

▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

  • 「鬼<トッケビ>」イ・ドンウク、死者を見送る死神のツンデレ慰労法
俳優イ・ドンウクが死者を見送る「ツンデレ慰労法」で視線を集めている。

tvN金土ドラマ『鬼<トッケビ>』(以下、『鬼<トッケビ>』)にて死神役を演じるイ・ドンウクが死者に投げかける無心ながらも温かなツンデレ慰労法で視聴者にもどかしさを引き出している。

# 3話「先生の救急処置のお陰であの患者は助かりました」

死神は患者に救急処置をしている男性医師に近づき、死神のリストをを読み上げた。男医師は「私は死んだんですか?」と尋ね、その瞬間救急室に運ばれていく自身と嗚咽する仲間たちの姿を見た。その後、死神は彼が最後まで助けようと努力した患者を指さし、「先生の応急処置のお陰であの患者は助かりました」と話した。それは彼が願いを遂げ、過労死で生を終えた死者に投げかけた淡々とした慰労だった。

# 5話「今回の生ではご苦労様でした。気を付けて。次の生に」

その一方で、死神は考試院(コシウォン)で死を迎えた幽霊と出会った。彼は幽霊としてあの世に送ることを迷った末にこの世での心残りを解いてあの世への道に入った幽霊に低い声で「今回の生では苦労しましたね。気を付けて。次の生に」と慰めの言葉をかけた。幽霊は涙を流し、あの世に向かう記憶を忘れさせる茶を飲み、死神はそんな死者の姿を黙々と見つめた。

# 6話「先に行ったことが気になったのか、先ほどから待っています」

死神はある男性視覚障碍者と向き合った。「私はこれからどこに行くんですか」と尋ねる死者に「入ってきたドアから出てください」と話した。死者はドアを開き、そこには大型犬が死者を出迎えた。これは視覚障害の死者と生前共にしていた盲導犬。死者は「ハッピー?ハッピーなのか?」と質問し、死神は「先に行ったことが気になったのか、先ほどから待っていました。道はハッピーが良く分かっています」と案内し、天国に向かうような死者と盲導犬の姿を見つめた。

このようにイ・ドンウクは『鬼<トッケビ>』を通じてこの世を去る死者を見送る死神に扮している。彼は想像の中でのみ存在する「死神と死者の出会い」という容易ではない場面を落ち着いた表情と語調、安定した演技で消化してドラマの没頭度を高めた。また、彼は冷たいように見えるが、死者に対する配慮と温もりが溶け込んだ温かな言葉で死んだ人々を見送った。こうしたイ・ドンウクのツンデレ慰労法は視聴者に神秘的で悲しい、奇妙な感情を抱かせている。
  • MBNスター ソン・ジナ記者 / 写真=tvN放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-12-18 12:01:01




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