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「月桂樹」49話 イ・ドンゴン、シン・グ「紳士たちの選択」

「月桂樹洋服店の紳士たち」49話 

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  • 「月桂樹」49話 イ・ドンゴン、シン・グ「紳士たちの選択」
『月桂樹洋服店の紳士たち』シン・グ、イ・ドンゴン、チャ・インピョの月桂樹洋服店の3紳士が危機を克服する過程を哀切に、ときには響きのある感動で描き笑いと感動を誘発した。

視野が徐々に狭まっていくイ・マンスル(シン・グ扮)は自身の目で世界を見つめることができる、残り僅かな時間を夫人チェ・ゴクジ(キム・ヨンエ扮)と二人きりで過ごすために江陵に移ることを決心した。ペ・サムド(チャ・インピョ扮)は自分以外に知らないポク・ソンニョ(ラ・ミラン扮)が一日にして態度が急変するや、困惑するもどうすればいいのか迷いながら気持ちを変えさせようと努力した。

イ・ドンジン(イ・ドンゴン扮)は月桂樹洋服店とイタリア紳士服業者とのパートナーシップを締結するなど、事業が順調な中でミサアパレル側から代表理事の誘いを受け悩み始める。

イ・マンスルは心配する子供たちに「私の眼がこれ以上かすむ前に苦労したお前たちの母親を私の目に収めようと思う」と強硬する意を示した。チェ・ゴクジは「しっかり隣について目の役割をするから心配しないで」と子供たちを安心させた。

ペ・サムドはポク・ソンニョに電話をし、一緒に退勤しようとデートを提案するも「あなたはあなたで退勤して、私は私の好きなようにする」と仕事をする人間を煩わせるなと振り切った。「私の愛サムドさん」という電話番号に保存された名前さえも意味がなくなったような彼女の冷たい言葉にペ・サムドはさらに困惑した。

イ・ドンジンは危機に瀕したミサアパレルに対する気持ちを切り離すことができなかった。「ミサアパレルは私の人生の一部」だったという言葉にナ・ヨンシル(チョ・ユニ扮)は「後悔が残らない選択をして欲しい」とマスターと組合員がしっかりやれると心の荷を下ろしてやった。

月桂樹洋服店の三人の紳士たちが悩みから解放され、新しい人生を決心する過程は淡々としていながらもより共感を呼び起こした。

家族たちは江陵に向かうイ・マンスルのために、これまでの洋服店の顧客に招待状を送り、彼の引退式を準備した。

洋服ひとつひとつに顧客の事情を記録し、洋服を作る人間としての使命感を持って仕事をしてきたイ・マンスルは、引退式に訪れた家族と顧客を前に「私の人生は月桂樹洋服店を除けば何も記憶するものはない。私は服が単純な飾りだと考えて生きはしませんでした。自分の表現であり、自分にとってこうして生きるという決心であり、今後こうなりたいという願いだったためだ」と洋服とともにした人生を回顧した。

自分の引退式をともにした顧客を見て「私が大きく間違ってはおらず、洋服を作る人間として生きてきた人生がありがたいという気持ちだ。特別なことはない人生を生きてきた私を、これまで配慮し記憶してくれた方々へ感謝の気持ちだ。この感謝を忘れずに、残りの生を満たそうと思う」と毎瞬間人生に感謝せねばならないというメッセージを伝えた。

イ・マンスルは見えない時間に、ペ・サムドは緊張よりも気楽な友人のような夫婦の時間に、イ・ドンジンは洋服店を離れミサアパレルでの時間に旅立とうとする姿が絶えず選択の葛藤にぶつかる我々の人生を淡々とした視線で描き深い響きを与えた。
  • シックニュース ハン・スギン記者 / 写真=KBS2放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-02-11 21:35:00




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