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ジュノ、「2PMは根、活動により逃した演技は惜しいとは思いません」


  • ジュノ、「2PMは根、活動により逃した演技は惜しいとは思いません」
「ドラマが本当にうまくいき嬉しいです。初めて挑戦した悪役であり、ドラマも愛されました。僕のキャラクターもたくさん愛され、多くのことを学び得た作品ですね」

5日午後、ソウル鍾路区にてグループ2PMメンバーであり俳優ジュノと出会い、先月30日に放送終了したKBS2水木ドラマ『キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~』をテーマに話しを交わした。2008年に2PMとしてデビューした彼は映画『監視者たち』(2013)を通じて演技者としてデビューした。その後、歌手活動をしながら2015年映画『二十歳』、『侠女-刀の記憶』に出演し、『記憶』に続いて今年に入り『キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~』で活躍するなど、演技活動を続けている。

「『いつ終わるんだろう?』と言っていたのに、すっきりしつつ寂しいです。それだけ現場が早く回り大忙しであり、すべてのスタッフ・俳優が少しずつ肉体的に苦労しましたから。内輪で愚痴を言ったりもしながら『ほぼ終わりだ、ファイト』と話しました。昨日のことのようですが終わってから6日が過ぎました。撮影をしているときであれば今日水木の分を撮影していましたが、撮影していないので寂しくもあります」

ドラマが終わってから一週間も経っていないが、彼にとっては多くのことがあった。6日という時間が彼にとってはすぐに過ぎたようだった。

「(ドラマが終わり)6日間たくさんのことがありました。ドラマの打ち上げもし、ヘアメイクアップ、衣装チームなど共にしていた方々と僕が運転して軽く月尾島に行って食事をして遊んできました。『休まないと』と言っていたのですが、休んだようでもあり一週間があっという間に過ぎました」

今回のドラマを通じて得たこと学んだことが多いという彼は、学んだこととしてナムグン・ミンの「責任感」を、得たものとして「モクソ(食いしん坊+ソシオパス)」を挙げた。主演を演じたナムグン・ミンが作品をリードする過程で見せてくれた責任感に深い印象を受け、ドラマでソ・ユルというキャラクターのニックネームまで得て憎みきれない悪役として視聴者に深い印象を残した。

「主演俳優であるナムグン・ミン先輩の作品をリードする過程に対する責任感を見て学びました。得たことは『モクソ』です。可愛い悪役になってしまいました。最初は極悪非道な悪役を考えて挑戦しました。PDや作家さんが話ながらそうではないと思い、この悪役が法の中で悪いことをするけれど殺人は犯さず、最低限自分だけの基準を持った、骨の髄まで悪い人物ではない、そんなキャラクターを作られたようでした」

「モクソ」キャラクターを感性させるまで、彼は多くの悩みを経なければならかなった。極端に悪い姿も正義の姿でもない、その間で緩急の調節が必要なキャラクターだった。彼は自分なりの接近法を考えて演技し、それにより魅力的な「モクソ」ソ・ユルを完成した。

「たくさん悩みました。悪いことと完全に悪いことではない間で綱渡りすることが思ったよりも難しいんです。完全に悪い人間ではなく、どうやって完全に悪い人間ではないことを表現するべきかについて悩みました。会う人ごとに多次元的な接近をしました。ソンリョン(ナムグン・ミン扮)にはヤンキーを呼ぶように接し、パク会長(パク・ヨンギュ扮)と会うときにはスカウトしてくれ有難いことは分かっているけれど、自分だけの意があるという考えで彼だけの強い姿を見せ、チョ常務(ソ・ジョンヨン扮)などに会うときには『悪貨は良貨を駆逐 する』風に、ハギョン(ナム・サンミ扮)と会うときには一目惚れし恋愛に慣れていない純粋な男の姿を表現することにしました。そんな多様な姿がソ・ユルの魅力になったようです」

食べる場面は視聴者に面白さを与えた一方で、演技する立場では苦労しただろうと推測される。ジュノは「モクバン」が単にキャラクターを現す役割をするのみ、ここまで多くの愛を受けるとは予想もできなかったという。

「ここまで食べることが愛されるとは思いませんでした。キャラクターを表すパラメータとして料理を食べたとだけ考えていましたが、こうやって人気を得るとは夢にも思いませんでした。その後台本に食べる場面がないときには少し残念だったりしました。作品の中で進行上、無くすしかない状況でも時々食べたいという欲心があったりもしましたが、与えられた情況でのみ食べました。ソ・ユルが何も食べないときは寂しい分だけ、『今日はソ・ユルが何も食べなかった』、『飴を一個食べた』など(視聴者からの)反応が出ていましたね」

ジュノは昨年ドラマ『記憶』にて弁護士役を演じたことに続き、今回は検事から大企業の財務理事となる役割を演じた。まだ20代後半で演技経歴も長くない彼としては、外見や演技においてプレッシャーとなりはしなかったのだろうか。

「実はこのキャラクターが僕がやる前までは36~38歳で設定されていました。それでもキャラクターが捕まれていたと思います。32歳ですが司法試験を主席でパスしうまくいって検事、理事になった。すべて若くしてかなえたものですが、そんな設定によりこのキャラクターが持つ性格や、ため口を使ったり他人を冷遇し全員が自分の下だと考える、そんな姿がよりしっかり表現されたと思います。意図しませんでしたが弁護士に続いて検事など法曹界の人物を演じることになり不思議です。次の作品ではもう少し緩んだ姿を見せたいのですが分かりません。もしかしたら縁となって医師になるかもしれませんし(笑)」

  • ジュノ、「2PMは根、活動により逃した演技は惜しいとは思いません」
『キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~』は適切な風刺、オフィスドラマが与えることができる共感、台詞とキャラクターの演技が与える笑い、しっかり生かされた各キャラクターが与える面白さなどで序盤一桁から開始した視聴率は3話にして二桁に引き上がったのち、水木ドラマ1位の座を奪った。こうしたフィードバックは現場で忙しく進行される撮影に疲れた俳優やスタッフに大きな力となった。

「視聴率を考えなかったのですが、初放送が流れたときにドラマが面白かった。時間がすぐに流れました。そのとき(視聴率が)7~8%出たそうです。『この程度の面白さであれば狙うだけある』と考えたのですが、3話で突如10%を超えて『何だ?1位になるんじゃないか?』と考えました。その翌週に本当に1位になりました。全員本当に『お祝いだ』とつらい中でも楽しみ、我慢して頑張りました」

ナムグン・ミンとジュノの呼吸は年末のカップル賞を狙えるだけの愉快で深い「ブロマンス」を見せてくれた。

「先輩がしっかり受け取ってくださいました。演技するときは一人で演技すればいいものではありません。互いにやりとりするリアクションが演技を生かすものですが、先輩がしっかり打って受け取ってくださいます。ナムグン・ミン兄さんは(もちろん全ての俳優がいて可能ですが)3ヶ月間疲れている中でも主演として作品を問題なく率いて成功させるようにキム・ソンリョンのキャラクターをしっかり作ってくださった。それにも学ぶものが多くありました。はっきりとした俳優の条件というか、責任感のようなものを隣で直接見ました」

キム・ソンリョン(ナムグン・ミン扮)とソ・ユルは漫談をするようにやりとりする言葉で作品の面白さを加えた。これはアドリブをやりとりする二人の瞬発力と呼吸が誕生させた結果だ。

「(ソンリョンがソ・ユルの)頬にキスすることもアドリブ、『年末に賞を取るぞ』というのもアドリブです。アドリブでたくさんしました。先輩と面白かったことは、何でもないんですが、ソ・ユルが一度スタンガンで脅そうとしてソンリョンに突きつけたのですが、気絶する先輩の演技が本当に面白かったんです。前日に作業して疲れていたのですがモニターして大笑いし活力が復活しました。もう一度エネルギーが生じるんです。不思議なことに先輩と会って(演技)するたびにそんなシーンが生まれました。『ピンポンゲーム』のようにやりとりするシーンが出来て撮影し、僕も楽しいので個人的にたくさん挑戦しました。大きな挑戦だったことは、僕なんかが先輩の顔にセウカンを飛ばして胸をつついたことです。僕が演技にとても没頭しすぎてアングルがしっかり掴めない状況でも先輩をいじめて先輩が『今撮ってない』と悔しがったこともありました」

『キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~』は作品序盤、ソ・ユルとユン・ハギョンのラブラインを期待できる要素があったが、ありきたりな展開ではない、ラブラインをほぼ見せない展開で視聴者の呼応を受けた。

「(ナム・サンミ先輩との)ラブラインは、もともと話していた通り(たくさん描かれない方向)に向かいました。不思議な挑戦でもありました。新鮮でおもしろく受け入れられ、僕らのドラマだから可能だったと思います」

彼は今回のドラマでキム・ソンリョン同様に頻繁に呼吸を合わせた大先輩パク・ヨンギュについて特に感謝の気持ちを表した。

「パク・ヨンギュ先輩は個人的にとても感謝しています。父親格となられる方なのに僕の演技について指摘するのではなく勇気を与えてくださいました。まず電話をかけるということが簡単なことではないのに、初放送が終わったときに先に電話をくださり『面白かった。今のように維持してペースを落とすな。ドラマがコミックだからとお前も重みを落とすな』とアドバイスを下さり本当に感謝しました」

今回のドラマを通じて演技に対する好評を受けた彼は正直に「気分が良いです」と笑いながらも、今後自分が進むべき方向について考えた。

「いつまでもそんな反応が出ることはなく、いつまでもアイドルに対する偏見を破ることはできないので、もっと素晴らしい演技で俳優として印象深い演技をしたいという気持ちがさらに生まれ感謝しています。反対にこんな考えにもなります。アイドル出身であるため『アイドルなのに思ったより上手い』という好評なのか本当に俳優としてしっかりやっているのかに対する意見をしっかりフィルタリングせねばならないと思います。結局『僕がしっかりやらないといけない』ということです(笑)」

彼は自分の演技に対する視聴者の反応を細かくチェックする。めったにためらったりしない彼は「視聴者の反応を確認するか」という質問にも「全て見ます」とすっきりと答えた。

「すべて見ます。ネイバー、ダウムすべて見ます。見ていれば人々がどの場面に集中しているのか見えます。集中する場面には書き込みが付きません。そんなことからも僕らのドラマを見る人々の好みなどを把握することができます。大きく参考になるわけではありませんが、動向を確認する程度です」

撮影前、可愛らしい悪役ではなく極悪非道な悪役を準備し、彼はナイーブな姿を見せるために生活の方式に変化を与えるなど努力した。悪役であるだけに、孤独も受け入れねばならない時間もあった。

「このドラマを撮影する二ヶ月程前から一人閉鎖的に暮らしました。鋭敏になろうと1日1食にもし、普段からソ・ユルというキャラクターにずっと溶け込もうとしました。そのため寂しくストレスも受けました。徐々に他の人物とソ・ユルというキャラクターが出会いながら同化しました。そんな決意から自ら絶えずやっていたと思います。そうしてこそ撮影しても、その姿そのままに演技することができました。他の俳優たちは経理部ということを通じて互いに親密に疎通しましたが、僕は撮影中盤まで孤独でした。それでこそ撮影してもそんな姿をしっかり演技できました。個人的に日々心残りがあり、本当に心残りがあれば撮影が終わった後にも台詞をずっと呟いて後悔します」

『キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~』はジュノにとって代表的な作品となった。体にあった服を着たように、役割をしっかりと消化し演技に対する好評を受け、確実なキャラクターとして視聴者に印象を残し、ドラマ全体でも人気を得た。

「ソ・ユルというキャラクターを通じて主導的に乗り出して見せることができるフィルモグラフィーができたと思います。今まで主導的に乗り出したり活動的な姿をお見せしたことがあまりありませんでした。役割も前作『記憶』のような場合イ・ソンミン先輩の隣で助力者としての演技をしました。僕一人が主導的で活動的な姿を今回の機会にお見せできたようです。今後、主導的に率いることができるよう俳優としての力量を育てたいという欲心がさらに生まれました」

アイドルグループ出身俳優が最近演技を通じて認められる場合が多いが、今も先入観が存在することも事実だ。今回のドラマを通じて彼は「アイドル出身」の演技力についてくる疑いの視線を払いのけた。より多くの演技活動の機会を掴む可能性が大きくなり、これまで歌手活動により流したものもある。これについてジュノは「2PMは自分の根」だと表現した。

「歌手活動と重なって作品が出来ない場合があります。歌手と俳優を兼業するすべての方がそうでしょう。残念なことではないと考えています。僕の根は2PMです。先に開始したものであり、メンバーに害が及ばないように疲れていても表現しないようにしています。プロらしくないことですから。活動によって何か逃したものがあっても、それにより残念だというのは正しい行動ではなないと考えます。することも。やることになったことだけを考えます」

歌手としてグループ、ソロ活動、作詞作曲、俳優としてのドラマや映画出演など彼は他人が羨むような多様な活動をしている。やりたいことをすべてやっているのではないかという思いが浮かぶほどだ。それだけつらい時間を過ごして来て、今も仕事に対する情熱に溢れているため可能なことだ。

「仕事運が弾けてとても嬉しいです(笑)。個人的に苦悩の時間が長くありました。デビュー後に一人で主導的に仕事する前まで時間がとてもかかり、悩みもたくさんありましたが待った分だけ与えられているようで幸せです。そんな考えをします。人間なので疲れて休みたくなりますが、心から休みたいと考えたことはありません。理由なく休むときの苦痛を知っているので、与えてくださったときにしっかりやります。体がいくつかあればいいともよく考えます。そうすればそれだけしっかりやるのに(笑)」

ドラマを通じて続けて法曹人の役を演じた彼は次期作で演じたいキャラクターを尋ねると「カジュアルな役割を(演技)したい」と話した。

「カジュアルな役割をするならば、着飾り格好良い役をしたいです。『二十歳』のときにカジュアルでしたがとても格好悪く楽だったんです。やったことのないキャラクターを中心に挑戦したいです。ロコ(ロマンティックコメディ)も良いですし、いっそ天才や馬鹿もいいですね。『キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~』をやりながら出来なかった完全な極悪非道な役もやってみたく、うまくできるものを選択したいです。挑戦する意味からすべてのジャンルをすべてやってみたいです。今回悪役が僕にとっても挑戦でした。挑戦し幅を広げていくことが楽しいです。良いアルバム、良い作品でお会いしたいと思います」

  • ジュノ、「2PMは根、活動により逃した演技は惜しいとは思いません」

  • シックニュース チェ・ジョンウン記者 / 写真=イ・ミファ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-04-09 08:32:00