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ナムグン・ミン「2PMジュノとベストカップル賞狙いたい…それほど努力しました」


  • ナムグン・ミン「2PMジュノとベストカップル賞狙いたい…それほど努力しました」
あれほど痛快なキム課長がいただろうか。俳優ナムグン・ミンはKBS2TVドラマ『キム課長』にて群山の暴力団の会計帳簿を管理している中でソ・ユル(ジュノ扮)の野望に巻き込まれTQグループに入社したキム・ソンリョンを熱演した。偶然のきっかけで「義人」となった後、平凡を背に正義に目覚めた。とぼけた笑いの中でも会社のあちこちにある不正を暴いた。

「どんな作品よりも身体的に苦労しました。休みの日無しに撮影しましたが、事故なく良い結果を得られ嬉しいですね」。『キム課長』放送終了後に出会ったナムグン・ミンは作品を終えた疲労が取れていないようだった。

コミカルな演技で20部作を完走させる苦労も感じられた。それでも笑いを失わず作品の裏話を伝えてくれた。

「毎回作品をやる前にうまくいくと考えます。『キム課長』出演を決定した後に監督とビールを飲みながら『これくらいの台本であれば上手くできそうだ』と思いました。俳優として成長できるきっかけとなり、自分を振り返らせてくれた作品でした。ライバル作やそれまでの作品に対する意識よりも撮影するドラマにだけ集中しました」

ナムグン・ミンは最近ドラマ『臭いを見る少女』、『リメンバー-息子の戦争』、『美女コンシム』など続けてヒットを飛ばしている。主助演はもちろん善悪の境界まで自由に行き来した。40歳を前に「恋愛専門俳優」という修飾語から「恋愛専門」を取ることができた。他の計算なしにキャラクターにだけ入り込んだ結果だ。

「顔の筋肉をたくさん動かすよりも、節制された美しさが好きです。けれどキム・ソンリョンは額の皺も多く見えればと思って髪を短くし、私と合わない色を選んで染色もしました。声のトーンも高めました。キム・ソンリョンが群山で着ていた黄色いシャツと幅広いスーツジャケットも制作直接購入しました」

目眩のするような現在の韓国の状況をそのまま移したような『キム課長』は爽快な展開が視聴者の心を解きほどいた。最後には裏金を集めてきたパク・ヒョンド(パク・ヨンギュ扮)会長が実刑判決を受けた。よくあるロマンスがなくとも地上波ドラマがヒットできるということを見せてくれた。

ロマンスが抜けて残念な気持ちはなかっただろうか。「恋愛がなければという考えはしません。個人的に恋愛ドラマはちょっとは上手いでしょう。気を遣う余力もありませんでしたが、監督や作家さんから『TQのクレイジーが恋愛をしてはいけない』と考えていらしたんじゃないですかね。ははは」

『キム課長』は俳優たちのアドリブで笑いを引き出した。キム・ソンリョンは指でハートを作って見せたり、華麗に明るく着色されたドラマの中心にいた。「キム・ソンリョンがこうして作り出されるとは思いませんでした。私自ら演技が不足した人間だと言うことに気づき、監督のディレクションに拒否感はありませんでした。前作で好評されたからと留まってはいけないんです。ずっと悩み、次の作品をもっとうまくできるという自信も生じました」

そうしながらも与えられた台本のツールの中でアドリブがスパイス程度として使われるときが一番良いようだと話した。今回の作品ではこのスパイスが均等に配置された。キム・ソンリョンがソ・ユルと対立するも振り返り頬に軽くキスしたり、「演技大賞」を言及した台詞もアドリブだった。「首輪をはずして抜け出そうという状況だったのに?演技だったのに?年初だから年末に賞がもらえないのに?」と話した場面は放送後に話題となった。

「大賞への浴はありません。今であれば取らなくても関係ないと思います。次の作品で今より良い演技ができるという確信があるからでしょう。大賞を取れないからと悔しくはないと思います。代わりに下さるのであればしっかり受け取ります。ははは。ジュノとベストカップル賞の欲心はあります。この賞は受けて当然でしょう。受けるだけ努力したので欲心があります」

  • ナムグン・ミン「2PMジュノとベストカップル賞狙いたい…それほど努力しました」
  • スタートゥデイ ハン・イング記者 / 写真=935エンターテイメント
  • 入力 2017-04-12 10:00:08




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