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tvN「ホンスル男女」新人PD死亡対策委「CJ公式謝罪と再発防止対策を要求」


  • tvN「ホンスル男女」新人PD死亡対策委「CJ公式謝罪と再発防止対策を要求」
昨年tvNドラマ『ホンスル男女(ひとり酒男女)』助演出の突然の死を巡り真相究明を進めてきた遺族対策委員会が記者会見にて「故人の名誉を毀損したCJの公式謝罪と再発防止対策を要求する」と話した。

18日、ソウル中区フランチェスコ教育会館にてtvNドラマ『ホンスル男女』新人助演出死亡事件対策委員会の立場発表記者懇談会が進行された。

昨年10月26日、tvN(CJ E&M所属)ドラマ『ホンスル男女』にて新人所演出だったイ某PDが入社から約9ヶ月にして自ら命を絶つ事件が発生した。これに遺族と青年ユニオン、民主社会のための弁護士集団労働委員会、希望を作るほう、参与連帯、ダサン人権センター、民主労総、メディア労組など26の労働組合および市民社会団体はtvN『ホンスル男女』新人助演出死亡事件対策委員会(以下、対策委)を構成し事件に対する調査結果と立場、今後の活動計画を発表した。

イ某PDは大学卒業後、最初の職場として2016年1月CJ E&MのPDとして入社し、その年4月CJ E&M放送部門tvN制作本部企画制作2CP『ホンスル男女』チームに配置された。対策委によると、イPDは新人所演出として衣装、小物、食事などの撮影準備、データデリバリー、撮影現場整理、編集などの業務を行った。

対策委は「『ホンスル男女』は全体16話中の半分となる8話分を事前撮影進行する計画であったが、全体撮影文の1/4が制作されていた昨年8月、撮影・整備・照明担当外注業者および所属スタッフが交代され、10日間後に撮影が再開されるなどの事情によって実質的な製作期間が当初予想よりも大幅縮小した」とし「おれにより『ホンスル男女』の制作環境および制作に参加するスタッフの労働環境が極度に悪化したものと推定される。こうした条件にてイPDは長時間の労働と過度な業務など深刻な労働強度に悩まされた」と主張した。

続けて「イPDの葬儀後、遺族を中心とした『ハンビッ事件の真相究明と問題解決のための家族対策チーム(以下、家族対策チーム)』が構成され、11月8日会社との面談を通じて事件の真相究明と名誉回復に関する調査および方法を論議した」と伝えた。

しかし5ヶ月間進行された調査過程にて会社側は(1)遺族が調査に参加することを拒否し、内部的な自主調査にこだわりながら遺族側に資料提出だけを再び要求し、(2)勤務強度および出退勤時間などを確認できる客観的な資料(出退勤履歴など)は公開しないまま、(3)イPDに敵対的なものと思われる周辺人事の主観的陳述だけをもとにイPDの勤務怠慢などを強調したというのが対策委の主張だ。

対策委は「これに遺族は会社側の真相究明および問題解決意思がないと判断し、対策委を構成し事件解決を行うことと判断した」とし「故人の通信記録、メッセージ/カカオトーク、カード決済記録、ドラマ制作関係者の証言、会社側の返答書などを通じてイPD死亡事件の事実関係を自主調査した。この事件は『新入社員に対するtvN(CJ E&M)の社会的殺人』であり、『視聴率競争にだけ血眼になり構成員を道具化するドラマ制作環境と軍隊式組織文化』にて発生した」と強調した。

そうしながらも対策委は「CJ E&M側にイPDの死に対する真相究明と名誉回復のための公式的な謝罪と再発防止対策を要求し、放送産業の劣悪なドラマ制作環境の改善のための活動を展開していく計画」だと声を高めた。
  • スタートゥデイ シン・ヨンウン記者 / 写真=ドラマポスター
  • 入力 2017-04-18 11:47:13




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