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ソ・ジソブ「『ごめん、愛してる』の中のソ・ジソブ、時にはうらやましい」


  • ソ・ジソブ「『ごめん、愛してる』の中のソ・ジソブ、時にはうらやましい」
作品の中で会うことができる俳優ソ・ジソブのイメージは一様だ。男性美が充満する外観に重く落ち着いた雰囲気が感じられるソ・ジソブのキャラクターはいつも素晴らしかった。しかし、俳優ではなく、ソ・ジソブ自体として覗いて見た彼は思ったよりもはるかに多様な魅力を持っている。

去る25日午後、ソウル市中区三清洞のあるカフェでソ・ジソブが映画『軍艦島』のラウンドインタビューのためにシックニュースと会った。

デビュー20年目を迎えたソ・ジソブは、いまだに多くのファンたちの愛を受けながら、韓流スターの名声を続けている。去る5月にはデビュー20周年を迎え、日本、台湾、インドネシア、シンガポール、中国、韓国など6カ国でファンミーティングツアーを進行した彼は、今、自身と一緒に歳を重ねていくファンに向かって変わりない愛を表した。

「ファンも一緒に歳を重ねている。とても気持ちが良かった時が、一度イベントをしたときに旦那さんと子供と一緒に来たファンの方がいらっしゃった。旦那さんが最初は私のことを嫌っていたのに、後にファンになったと言っていた。それがあまりにも嬉しかった」

ソ・ジソブは、これまで数多くのドラマや映画に出演して演技活動を続けてきたが、それに劣らず安定した活動を続けてきた分野がある。まさにラップによるアルバム活動だ。去る3月にもラッパーCHANGMOとアルバムを発表した彼は、昔からラッパーとしての活動に多くの情熱を注いでいる。一部では俳優として成功した彼がなぜあえてラップをしているのか疑問を抱く人もいるが、彼がラップをする理由は単に「好きだから」だった。

「これは本当に自分が好きでしていることで、自分のことを好きでいてくれるファンの前でだけしたい。商業的にしたくない。誰かの前に出て評価を受けたりすると、すぐにしないタイプだ。ラップはただ自分の話をすることができていい。いつも他人がくれる台詞だけ吐いているので、自分の話を書くことができるからいい。愛の話のような場合はすべて自分の話で、他のものはその都度思いつくテーマを決めて書くこともある。こうしてみるとラップは単に歌ではなくファンとのコミュニケーションでもある」

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このような反転の魅力からだろうか。最近ラブコメドラマとMBC『無限に挑戦』等に出演した後、今ではソ・ジソブを重く落ち着いている人というより、おもしろく愉快な人として認識する人も多くなった。彼もこのような変化を肯定的に受け入れた。

「今回『軍艦島』のために外でファンに会って感じたのが、若い子たちは代表作を『主君の太陽』だと思っている。私には、常に『ごめん、愛してる』がついて回ったが、最近の世代の子は私を明るくて愉快な人だと認識していることに驚きもして良かった」

彼も言ったように、2004年に放送されたKBS2ドラマ『ごめん、愛してる』は、これまでにもソ・ジソブの代表作に数えられている。「ご飯を食べるか、俺とキスするか」というセリフを叫びながら荒っぽい魅力を噴出したソ・ジソブは、当時絶大な人気を呼んで「ミサ(韓国語で『ごめん、愛している』を略した言葉)」熱風を起こした。13年が過ぎた今、その時の自身を見つめるソ・ジソブの気持ちはどうだろうか。

「過去に戻りたい気持ちもなく、好きでもない。ところが、その時のソ・ジソブを考えると時々うらやましい。何も考えずに演技に集中して走る人間だったようだ。今最善を尽くしているが、外的に気を遣うことがあまりにも多くなった。それが自分を苦しめることがある。最近では俳優にも望むことが多く、規制も多くなった。だから注意して気を遣わなければならないのが大変だ」

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最後に彼は、40代に入った自身の姿に「期待している」とし、「人間ソ・ジソブ」として自身を見守ってほしいと伝えた。

「私は良い俳優を超えて、良い人になりたい。そのためにはとても努力をしなければならない。俳優を評価するときは作品で評価をするが、ある人を評価するときには少し長く見なければならない。後に死んでお棺に入った時に出てくる評価が本物だ。その時までではないが、長い時間見守ってほしい」

『軍艦島』は1945年に日本植民地時代、お金を稼ぐことができるという言葉にだまされ軍艦島に強制徴用された朝鮮人の命をかけた脱出記を描いた映画でソ・ジソブは、劇中京城最高の拳チェ・チルソン役を引き受けた。去る26日に公開された。15歳以上観覧可でランニングタイム132分だ。
  • シックニュース キム・ジヨン記者 / 写真=51K | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-07-29 09:01:00




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