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「私のおじさん」4話 誠実な無期懲役囚イ・ソンギュンと傷ついて早く大人になったIU

「私のおじさん」4話 

▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

  • 「私のおじさん」4話 誠実な無期懲役囚イ・ソンギュンと傷ついて早く大人になったIU
『私のおじさん』で誠実な無期懲役囚のイ・ソンギュンと、悲しみと傷により大人になってしまったIUの涙がお茶の間に余韻を残した。

去る29日に放送されたtvNの水木ドラマ『私のおじさん』(脚本パク・ヘヨン、演出キム・ウォンソク、制作スタジオドラゴン、チョロクベムメディア)では、パク・ドンフン(イ・ソンギュン扮)が急にキスをしてきたイ・ジアン(IU扮)に怒りを見せた。若い女性が自分を甘く見たと思ったもの。

しかし、返ってきたのは「男性と唇が触れたのが随分と前のことで、単純に触れてみました。飽き飽きして見えるから、そうしました」というイ・ジアンの何気ない回答。「どうやったら月に500万、600万ウォンを稼ぎながらもこんなにうんざりした顔ができるのか。大学の後輩の下で。その後輩が自分を切ろうとしていることも知りながら、知らないふりをする。誠実な無期懲役囚のように」というイ・ジアンの言葉はあまりにも正確にパク・ドンフンの痛いところをついた。

実はイ・ジアンがパク・ドンフンに口づけした本当の理由は、ソン・ギボム(アン・スンギュン扮)が密かに撮影した写真により「上司と女性社員の不適切な関係」というデマを作っト・ジュンヨン(キム・ヨンミン扮)がパク・ドンフンを切ることができる口実を作るためだった。

しかし、イ・ジアンが爪先立ちをした姿で撮られた写真を見て、「男性ではなく女性がしたかったもの」と把握した女性職員により、この作戦は失敗した。仕方なく他の方法を講じるために、イ・ジアンは引き続きパク・ドンフンを盗聴した。

イ・ジアンの耳元に聞こえてくるパク・ドンフンの日常は何一つ解雇の口実になるものがなかったが、唯一騒々しい事件が起きた。新しい出発のためにビルのクリーニングの仕事を始めたパク・ドンフンの兄パク・サンフン(パク・ホサン扮)が酔客のカン・ヨンウに侮辱を受けたもの。パク・サンフンが掃除をしていたビルを建てたという彼は、ほこりがかかったという理由で「しっかりと謝罪しなければクリーニング業者だ変える」とパク・サンフンを脅迫した。結局パク・サンフンは彼の前に跪いたが、お弁当を届けに来たピョン・ヨスン(コ・ドゥシム扮)がそのような長男の姿を目撃してしまった。

崩れたプライドと老母への申し訳ない気持ちから苦しむパク・サンフンを慰めていたパク・ドンフンは、次の日、カン・ヨンウのもとを訪れた。そして「どんなことがあっても家族が見ているところではだめだ。家族が見るところで、その時は殺してもおかしくない」と話した。これを盗聴していた無感情だったイ・ジアンに感情の動揺が起こった。過去にヤミ金融のイ・グァンイル(チャン・ギヨン扮)の父親に祖母(ソン・スク扮)が殴られているのを見てナイフを手に持ったイ・ジアン。幼い歳で殺し屋というタグをつけていた彼女が初めて誰かから慰めを受けたように感じたことだろう。

生きてきた日々の詳しい事情は分からないが、硬直した人間イ・ジアンを見て「傷ついてあまりにも早く大人になってしまってかわいそうだ」と言うパク・ドンフンと最善を尽くして毎日を生きていく人間パク・ドンフンを「誠実な無期懲役囚」と指称したイ・ジアン。それぞれの人生の重さに耐えている2人は誰にも見られたくなかったが、誰かには知ってほしかったかもしれない、自分のどん底を見せた。だからイ・ジアンは泣いて、パク・ドンフンは「自分を知ることが悲しい」と話した。
  • スタートゥデイ イ・ダギョム記者 / 写真=tvN放送画面キャプチャ
  • 入力 2018-03-30 08:24:39




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