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夫の車に録音装置を設置して不倫の証拠を収集…法院「不法行為で賠償せよ」


夫の車に内緒で録音装置を設置し、不倫の証拠を収集した行為は違法だという法院(裁判所)の判決が出た。

ソウル中央地法(地裁)民事97単独ハン・ソヒ判事は27日、夫人A氏が夫の愛人B氏を相手に提起した損害賠償請求訴訟で、違法的に証拠を確保したA氏にも「500万ウォンを賠償せよ」と判決した。A氏夫婦の家庭生活を侵害したB氏には「3000万ウォンを支給せよ」と判決した。

裁判部は、「A氏が夫とB氏の間の私的な会話内容を内緒で録音し、通信秘密保護法に違反した」と明らかにした。通信秘密保護法は、「誰でも公開されない他人間の会話を録音したり、電子機器などの機械的手段を用いて聴取できない」と定めている。B氏については、「A氏の配偶者としての権利を侵害し、精神的苦痛を負わせた不法行為が認められる」と明らかにした。

A氏は、1996年に夫と結婚して子ども3人を授かり、結婚生活をしてきた。しかし、2013年3月頃にB氏がA氏の夫の職場に来るようになり、2人は不適切な関係に発展した。A氏は今年1月、夫の車に録音装置を設置し、夫とB氏の会話を2回盗み聞きした。夫とB氏がお互いに性関係を持つことについて対話する内容だった。A氏は収集した証拠を集めて、B氏に損害賠償請求訴訟を提起した。
  • 毎日経済 パク・ジョンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-12-27 15:53:48




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