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韓国の人口2032年から減少…50年後OECD国家中、生産可能人口最低に


韓国の総人口が2031年に5295万8000人でピークを迎えた後、翌年から減って2065年には1990年水準となる4302万4000人まで落ち込む。生産可能人口(15~64歳)は今年(3762万7000人)最高点を記録した後に下がり始め、2065年2062万人に留まるものと予測された。高齢人口(65歳以上)は2015年654万人から毎年増加して2025年1000万人を突破、2035年には1500万人も超えるものと予想された。これにより、生産可能人口が扶養せねばならない幼少年および高齢人口は2015年36.2人から2059年100人を超えて経済協力開発機構(OECD)会員国の中でもっとも大きな扶養負担を抱えることになる。急激な人口構造変化に合わせた雇用・福祉・産業構造全般の枠組みを新たに組まなければならないという声が高まっている。

統計庁の資料によると、総人口は2012年5000万人台に上って以来、昨年5101万5000人を記録した。2021年5212万4000人と5200万人ラインを超えて2031年5296万人まで増えるが、5300万人を超えることは出来ずに減少に向かうものと推測された。現在の低出産現状が持続する場合、これから約100年後となる2115年の韓国の総人口は現在の半分水準となる2581万5000人と推計された。生産可能人口は今年が頂点となり、来年から現象する。2015年3576万人、2040年2943万人、2055年2442万人と急激に縮小するものと分かった。

今回の推計にて最も大きな特徴は、人口の国際移動だ。2011~2015年間の国際純移動増加の傾向が反映され、2015年から2029年までの国際純移動累積値が2011年に比べて38万5000人増え、2030年以降の国際純移動も5年前と比較して毎年1万人ほど増えると計算された。統計庁は5年後とに50年先を見つめる将来人口推計を実施しており、今年はじめて100年後まで展望した。
  • 毎日経済_キム・セウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-12-08 16:13:48




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