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チェ・スンシルゲート2カ月目…国家ブランド、翼のない墜落

韓国と言えば思い浮かぶ単語「スキャンダル」「シャーマニズム」「スポンサー」 

  • チェ・スンシルゲート2カ月目…国家ブランド、翼のない墜落
世界の有力報道機関は「チェ・スンシル(崔順実)ゲート」関連の記事を書き出している。ほとんどが否定的な報道だ。問題は、このような関心が大韓民国の国家ブランド毀損につながっているという事実だ。数十年間刻苦の努力をかけて築いた国家ブランドイメージが、虚しく崩れているということだ。韓国経済に致命的な毒になるだろうという懸念が広がっている。

毎日経済新聞は4日、ビッグデータ分析機関ソリュージェンと一緒に、ミール財団・Kスポーツ財団疑惑が最初に起きた9月20日から12月1日までの海外オンラインビッグデータを分析した結果、韓国に対する否定的な認識が急速に拡散している様子が明らかだった。

特に、主要外信と海外ポータルサイト、ソーシャルネットワークサービス(SNS)などでは、「韓国はシャーマニズムの国。巫俗が大統領を操縦したのか」「私がこれまでこんな国のドラマに熱狂したのか。恥ずかしい」などの韓国に対する否定的な言及が急増した。分析によると、今年初めまでの外信と海外オンライン上での韓国に関連するキーワードは、韓流ブームに支えられ、「K-POP」「Kドラマ」「旅行」などの文化コンテンツが圧倒的に多かった。

しかし、9月下旬のチェ・スンシルゲートが浮上した後、韓国に関連するキーワードは、「スキャンダル」「朴槿恵(パク・クネ)」「チェ・スンシル」「シャーマニズム」などの国政壟断関連ワードが急増した。国の恥を全うさせているわけだ。特に去る10月25日、朴大統領の1次対国民談話の後には、「辞任(Resign)」「謝罪(Appology)」「ろうそく(Candle)」「デモ(Protest)」などがキーワードとして浮上した。SNSでは、韓国卑下がさらに深刻だ。海外ネチズンたちは「馬鹿だ(Stupid)」「恥ずかしい(Shame)」などの否定的な感情を赤裸々に吐き出した。

こうした中で、世界3大格付け会社であるムーディーズは、チェ・スンシルゲートが韓国経済に悪影響を与える可能性があるというリスクと警告している。ムーディーズは去る1日、「韓国と台湾政府の比較分析」報告書で、△両極端に分かれた国内政界の状況 △朴大統領が関与したスキャンダルなどの政情不安要因の2つを指摘して、このような状況に応じて政府の景気刺激策の執行が遅延すれば、経済に実質的な悪影響を与える可能性があると明らかにした。
  • 毎日経済 コ・ジェマン記者 / キム・セウン記者 / 写真=photopark.com | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-12-05 08:49:02




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