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3次対国民談話後に市民らが激昂

大統領本人の去就をなぜ国会に任せるのか 

  • 3次対国民談話後に市民らが激昂
△写真=29日午後、ソウル駅の待合室で市民らがテレビを通じて朴槿恵(パク・クネ)大統領の3次対国民談話を視聴している。 [ハン・ジュヒョン記者]

朴槿恵大統領が3次対国民談話を発表した29日午後2時30分。4分間余り談話を読んだ朴大統領が「去就を国会の決定に任せる」という言葉と一緒に画面から消えた姿をテレビで視聴した市民らは、混乱している様子がありありと見えた。大統領去就問題を国会に引き渡せば、むしろ戦争だけが生じて問題解決は遅れることになるだろうという心配のためだった。

今回の対国民談話が、「事実上の退陣ではないか」という意見もあるが、ソーシャルネットワークサービス(SNS)などのオンラインでは、「遅ればせながらの謝罪に過ぎない」という世論が絶対多数を占めている。週末ごとに燃えている数十万個のろうそくの民心を鎮めることができないという点を気づかされてやっと、背中を押されて自身の過ちを認めた格好だということだ。

オンラインコミュニティなどには、対国民談話に失望したという市民らのコメントが多数上がってきた。あるコミュニティ利用者は、「結局自分は誤ったことが何1つもないが、周りの人々がすべて誤りを犯してこのようになったというこのとのか」とし、「自ら退かないから、国会が勝手にしろという無責任な態度だ」と批判した。

大統領の対国民談話が怒った民心にかえって、油を注ぐ格好となり、来る3日にソウル都心で予定された6次ろうそく集会にも大規模なろうそくが激しく燃え上がるものと見られる。今回の6次ろうそく集会もソウル都心に150万人が集まった5次集会と等しい可能性が大きいと主催者側は見込んでいる。
  • 毎日経済 ソ・テウク記者 / ヨン・ギュウク記者 / ヤン・ヨンホ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-11-30 08:49:22




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