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チェ・スンシルの娘チョン・ユラ、高校卒業取り消しか?

確定されれば、梨大入学も取り消し 

  • チェ・スンシルの娘チョン・ユラ、高校卒業取り消しか?
ソウル特別市教育庁が、国政壟断の当事者チェ・スンシル(崔順実)氏の娘チョン・ユラ氏の高校卒業の取り消しを推進する。梨花女子大学入学および学士管理特恵疑惑も受けているチョン氏の高校卒業が取り消しになれば、自然に大学入学も取り消される。チョン氏の淸潭(チョンダム)高等学校と仙和(ソンファ)芸術学校(中学校課程)在学当時の出欠・成績管理特恵疑惑に対する特定監査を進めてきたソウル市教育庁は16日、「チョン氏が在学当時、出欠や成績管理などで異常であり、広範囲の特恵を受けた事実が確認された」と監査の中間結果を公開した。

無断欠席を出席処理とした日は、高校3年間で最少37日だった。3年生の時は、チョン氏が実際に登校したと確認できる日が17日に過ぎなかった。大会出場や訓練などを理由に公欠処理を受ける時に提出しなければならない補充学習結果も全く確認されなかった。補充学習結果の提出が確認されていない日は、3年生の時だけで141日に達した。

「学校体育業務マニュアル」に学生の大会参加は年4回と制限されているが、チョン氏は、2012年に7回、2013年に6回の全国大会に参加し、学校長の承認なしに5大会に無断出場するなどと、規定も破った。学校生活記録簿の記載と成績処理も滅茶苦茶だった。学校側は、チョン氏が大会参加などを理由に欠席した日に「創意的体験」などをしたと記載し、また一方でチョン氏が体育の授業にはほとんど参加していないにも関わらず、遂行評価で満点を与えた。チョン氏はこれを基に2年生の2学期と3年生の2学期に教科優秀賞まで受けた。

教師1人がチェ氏から金品30万ウォンを授受し、チェ氏が教師に暴言および脅迫をした事実も追加で確認された。仙和芸術学校在学時も校長の承認なしに無断で大会に出場したり、海外にもかかわらず出席処理がされるなどと、特恵があったことが明らかになった。

教育庁は、チョン氏が実際に登校した日が極めて例外的に少ない点、信頼性を担保できない公文で公欠処理された期間を取り消した時、チョン氏が卒業に必要な授業日数を満たすことができないという点などを根拠に卒業の取り消しを推進することにした。ソウル市教育監のチョ・ヒヨン氏は、「卒業の取り消しに必要な客観的根拠を十分に確保し、一度ではなく二度(の卒業取り消しが)可能だ」とし、「ただし法的な整地作業がより必要だ」と明らかにした。

教育庁は法理検討を進めた後、チョン氏の卒業取り消しを最終決定する方針だ。チョン氏の高校卒業が取り消しされれば、梨花女子大学の入学も自然に取り消される。教育庁はまた、不当に処理された学生簿の成績および受賞記録も削除し、チェ氏をはじめとする不正関連者らを捜査依頼することにした。
  • 毎日経済 イ・ホスン記者 / 写真=MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-11-16 17:48:03




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