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「観光バスの惨事」運転手が1番最初に脱出…安全対策不十分


  • 「観光バスの惨事」運転手が1番最初に脱出…安全対策不十分
蔚山(ウルサン)京釜高速道路で観光バス火災事故を起こした運転手が、事故直後に1番最初の脱出した事実が確認された。

蔚山蔚州(ウルジュ)警察署の捜査本部は去る16日、「運転手A氏が事故直後、1番最初に脱出した事実を確認した」と明らかにした。また、A氏が「出発前に脱出用ハンマーの位置などを乗客に知らせたことがない」とし、安全管理不十分を一部認めたと伝えた。

警察は、A氏が「脱出直後、乗客に『こっち(運転席後ろの壊れた窓)から脱出しろ』と叫んだ」と供述したが、A氏が積極的に救助活動をしたのかは追加で調査する予定だ。A氏はこの日、事故過程について「蔚山に進入しようとし、車線変更をしようとした」とし、車線を変更しながら割り込みした事実を認めた。CCTVを介して確認された事故の様子は、観光バスが慶州(キョンジュ)から蔚山方向1車線に速度を出しながら走り、2車線で走っていた他のバス2台の間に入った直後に、2車線と工事区間である路肩間のコンクリート防火壁を突っ込んですぐに火災が起きた。

A氏は警察の最初の調査で、「右の前輪がパンクして2車線に向かって車が傾いた」とし、車線を変更しながら、バスの間に割り込んだという事実を否定してきた。警察はしかし、事故地点が観光バスの目的地である蔚山に進入する彦陽(アンヤン)分岐点前500メートルという点を根拠に、A氏の急な割り込みが事故の主要因ではないかということに重きを置いて捜査してきた。A氏が車線変更のための割り込みを認め、捜査が加速すると予想される。
  • 毎日経済デジタルニュース局 イ・ミョンジュインターン記者 / 写真=MBN放送映像キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-10-17 11:25:41




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