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「警察の出遅れた出動」無念の死に賠償命令

国相手に億台の損害賠償勝訴 

警察の出遅れた出動のために阻止できなかった殺人事件の被害者遺族が、国を相手に提起した損害賠償訴訟で勝訴した。

ソウル西部地方法院(地方裁判所)民事22単独のファン・ビョンホン判事は17日、被害者のイさん(当時34歳 / 女性)の両親と子どもら遺族が、国が1億7000万ウォンを賠償するべきだと起こした損害賠償請求訴訟で、「国は8300万ウォンを賠償せよ」とし、原告一部勝訴の判決をくだしたと明らかにした。

裁判部は、「住所が明らかに異なり、状況室がこれに対して確認要求まで行った点を照らしてみると、24分が経過しても何らの措置も取らなかった警官らの過失であり、著しく不合理に公務を処理し職務上の義務に違反したケースに該当する」と判示した。続いて「(加害者の)パク氏は年を重ねた女性だったため、パトロールの警官らが殺人事件の発生する前に現場に到着していれば、事件を十分に防止できたものと見られる」とし、遺族の手をあげた。
  • 毎日経済 ユ・ジュンホ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-07-17 17:23:01




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