トップ > コリアナウ > 社会 > 急減少したディーゼル車の認定…気を揉む輸入車業界

急減少したディーゼル車の認定…気を揉む輸入車業界

4月以降、59種の承認モデルのうちディーゼル車は7種 

  • 急減少したディーゼル車の認定…気を揉む輸入車業界
△写真=環境部の認証が遅れているベンツ「ザ・ニューEクラス」のディーゼルモデル

環境部の委任を受けて、排出ガス・騒音認証を実施している国立環境科学院交通環境研究所(以下、環境科学院)は、ディーゼルゲート以降、ディーゼル新車の排出ガス認定をほとんどしていないことが明らかになった。

環境科学院は今年4月から最近まで、合計59モデルに対する排出ガス認定を下した。このうちディーゼルモデルは、アウディA6の1種、ボルボXC90の2種、BMW7シリーズの2種、ジャガーF-PACEの2種の計7モデルに過ぎない。さらに6月には、1種のディーゼルモデルも承認を受けられなかった。昨年までの輸入車のディーゼル全盛時代が続き、承認リストの半分以上を常にディーゼルモデルが占めていたこととさながらのごとく対比される。

実際、今年第2四半期に環境科学院が認定した56種の輸入車モデルのうち、ディーゼル車は6種の10.7%に過ぎなかった。しかし、昨年第2四半期には166種の輸入認証車種のうち、ディーゼルモデルが109種で65.7%を占め、大きく対比を見せた。

環境部の自動車関連の担当者は、「昨年に比べてディーゼルゲート事件の後、認証をより慎重に入念に実施しているのは事実だ」とし、「環境部のディーゼル車の調査発表と最近のディーゼル車の粒子状物質発生問題までを合わせながら、ディーゼル車に対する消費者の需要、自動車メーカーの供給意志も減っているようだ」と説明した。

実際に認証実務を担当している環境科学院側も、「排出ガスを任意操作したフォルクスワーゲンの社会的問題の影響で、認証手続きと検証作業がより強化された」と伝えた。さらに、政府のディーゼル車に対する厳しい認証手続きは、簡単に後退しないと思われる。2017年9月から排出ガス認定基準が実験室を超え、実際の道路走行基準に変わるためだ。すでに排出ガス認定を受けた車両もモデルチェンジがない場合は、実際の道路基準に適合するか、その時点で再度認証を受ける必要がある。
  • 毎日経済 チョン・ボムジュ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-07-18 13:38:49




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア