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朴槿恵大統領、国会法改正案に拒否権行使「底意が理解できない」


  • 朴槿恵大統領、国会法改正案に拒否権行使「底意が理解できない」
朴槿惠(パク・クネ)大統領が国会法改正案について拒否権を行使した。

パク大統領は25日、青瓦台(大統領府)で閣議を主宰し、「国会法改正案により行政業務まで麻痺させることは、国の危機を招くもの」とし「不可避的に、拒否権を行使するしかない」と明らかにした。

国会法改正案は、国会の政府施行令の修正・変更​​の権限を強化するものだ。

パク大統領は、「国会法改正案は、国会が事実上、政府の施行令の内容にまで関与できるようにしている」とし「法院(裁判所)ではなく、国会が法施行令の法律違反について審査するようにしている」と指摘した。続いて「このようなことから、政府の立法権と司法の審査権を侵害しており、その結果、三権分立の原則毀損により、違憲の素地が大きい」と付け加えた。

パク大統領は、「今回の国会法改正案は、国会が司法権を侵害して、政府の行政をいちいち干渉しようとするものだ」とし「過去の政府でも通過させなかった改正案を再度試そうとする底意を理解することができない」と厳しく忠告した。

パク大統領の拒否権行使により、国会は今回の法律案を本会議に上程して再議決するか、廃棄しなければならない。再議の手続きを経ない場合、法案は自動的に廃棄される。
  • 毎経ドットコム デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-06-25 11:56:03




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