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韓国政府「マーズ(MERS)の推移は沈静に転じたと判断」


  • 韓国政府「マーズ(MERS)の推移は沈静に転じたと判断」
韓国の防疫当局は、国内の中東呼吸器症候群(マーズ/MERS)の発生状況は沈静に転じたと判断した。

保健福祉部の中央マーズ管理対策本部は19日、政府世宗庁舎における定例ブリーフィングで、「現在、推移は沈静に転じたと判断している」とし、「ただし集中管理している病院では、向後の拡散をもう少し見守らなければならないだろう」と明らかにした。先月20日、韓国内で初のマーズ感染者の発生以降、当局が「沈静化」に言及するのは初めてだ。

クォン・ドクチョル対策本部総括班長は、「最大限に広く管理している接触者のうちで、サムスンソウル病院で追加の拡散がどのように現れるのか、牙山忠武病院と江東慶熙大病院、釜山のチョウンカンアン病院で、患者が追加で発生するかを注視しなければならない」と述べた。

対策本部によると18日、マーズ感染の判定を受けた166番目の患者(62)は去る5月25日~6月5日、サムスンソウル病院に入院した家族を訪問した。治療中の患者は112人で、前日の118人より6人減り、退院者も6人増えて30人だ。治療中の患者のうち16人の状態が不安定で、96人は安定している。

隔離対象は5930人で、前日より799人減った。死亡者は1人増えて総24人になった。先月27~29日、14回番目の患者とサムスンソウル病院の緊急治療室に一緒に収容されて感染した患者だ。

保健当局は、引き続きサムスンソウル病院で患者が出てくるだけに、接触可能者を7000人あまりに拡大して管理する方針だ。
  • 毎日経済_イ・ドンイン記者/パク・ユンス記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-06-19 15:44:03




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