増える「ボイスフィッシング」…被害額7000億

非対面金融取引きの抜け穴を狙う 


コロナ19で非対面金融取引きが増えつつ、ボイスフィッシング(Voice Phishing/電話金融詐欺)が再び猛威を振るっている。

これまでボイスフィッシングはランダムに電話をかけて、被害者に送金を勧めたり個人情報を抜き出す手法だった。最近では外国から発信されたインターネット電話の表示番号も、私設中継器を設置して「010」など国内番号のように変えて、被害者を狙う手法はますます進化している。特に警察はボイスフィッシングに使用されるのかがわからないままに「インターネットモニタリング副業・在宅アルバイト」のような名目の広告にひかれ、自分の家に私設中継器を設置して捜査を受けるケースが増えていると警告した。

21日の警察庁によると、昨年のボイスフィッシング被害発生件数は計3万1681件で、被害額だけでも7000億ウォンに達した。一日平均87件が発生しており、被害額は19億ウォン規模だ。 2016年(発生件数1万7040件で被害額1468億ウォン)と比較すると、発生件数は86%の増加だが被害額は377%も急増した。一回のボイスフィッシングの被害が大きくなったという意味だ。

警察も遅ればせながら、ボイスフィッシングとの戦争を宣言した。この日、ソウル警察庁は「反社会的民生侵害犯罪であるボイスフィッシングの剔抉(てっけつ)を、今年のソウル警察の主要課題として定めた」とし、「今年中にボイスフィッシング犯罪の大幅削減を目指して集中対応する」と発表した。

ソウル警察庁のチャン・ハヨンソウル庁長は「ボイスフィッシングを今年は(昨年比で)50%減らすという目標を立てた」と明らかにした。ソウル警察庁は昨年11月にコントロールタワーの役割を実行する集中対応チームを構成し、第一線の警察署で個別に捜査していた事件をまとめて捜査を行い、犯罪データを収集して分析するコラボレーションシステムを構築した。
  • 毎日経済 | チェ・ヒソク記者/チャ・チャンヒ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-03-21 17:53:53