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韓国タイヤ、大田工場物流倉庫の火災、早い対応で人命被害なし


  • 韓国タイヤ、大田工場物流倉庫の火災、早い対応で人命被害なし
「人から救え、商品や施設はそれからだ」

先月30日の夜に発生した韓国タイヤ、大田工場の物流倉庫火災はややもすると大きな惨事につながる可能性のある、危険な事故だった。しかし、迅速な初期対応により小規模な物的損害のみで終わった。

事故直後に報告を受けた韓国タイヤのソ・スンファ副会長と韓国タイヤワールドワイドのチョ・ヒョンシク(趙顕植)社長をはじめとする経営陣は、すぐに現場に駆け付けながら、「他のことは気にせず、人命被害がないように万全を期せ」と指示した。経営陣は、特にタイヤの特性上、火に燃えると発生する有毒ガスのせいで、従業員や地域住民が被害を受けないかと心配していたことが分かった。

幸いなことに、物流倉庫で働いていた従業員は、すべて仕事が終わった後で、火災発生直後に工場に残っていた従業員も普段繰り返し練習した対応マニュアルに沿って速やかに現場を抜け出し、人命被害は全くなかった。

倉庫の隣にタイヤ生産工場があったが、消防士の素早い対応で炎が工場に拡散されることを遮断した。

韓国タイヤは生産設備の安全状態を点検した後、施設の稼動に無理がないと判断して1日の午前10時にタイヤの生産を再開した。火災直後の前日、午後9時頃から同日午前10時まで13時間余りの間、生産ラインが停止され、生産できなかったタイヤは約3万3000個だ。

消防当局は、事故による被害額を66億ウォンと推算した。面積4628㎡の物流倉庫と保管していたタイヤ18万3000個の値を合計した価格だ。
  • 毎日経済_キム・ドンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-01 12:10:00




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