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コリアナウ > 社会 > 韓、オミクロン激増…経口治療薬の提供を50歳以上に
オミクロン変異株の拡散で25日、韓国のコロナ19確定者が初めて8千人台を超えた。
政府はコロナ19の経口治療剤の投薬対象を、50歳以上に引き下げる方案を検討している。オミクロン株の拡散に対応した新たな検査・治療体系は、ソル(旧正月)連休後に全国に拡大・適用する。
中央防疫対策本部によると、この日の午前0時の時点における韓国の新規確定者は8571人で歴代最多を記録した。前日(7512人)よりも1千人以上が急増した。専門家らは今週内に新規確定者は1万人を超えると見ている。政府は来月には1日の確定者が2万~3万人まで増えると予想している。
中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は「オミクロンの占有率は今後2~3週間以内に90%以上になるだろう」とし、「(翌月の)1日には2万~3万人以上に増える可能性がある」と述べた。オミクロン株の優勢化がまず進行した光州市と全南と平沢や安城などの4地域は、26日からオミクロン対応段階を施行する。ソン班長は「全国的にはソル(旧正月)が過ぎやころに転換しようと議論中」だと述べた。
一方、金富謙(キム・ブギョム)国務総理は「(経口治療剤を)投薬すれば危篤・重症に進行することを防ぐ」とし、「(投薬対象を)50歳に下げることを検討している」と明らかにした。先立ってに政府は経口治療剤の導入当時、投薬対象を65歳以上の高齢層に定めた。
しかし多くの高齢層が苦しむ高血圧・高脂血・糖尿治療剤と同時に使用できないという点でから投薬が予想よりも低調で、これを60歳以上に拡大したことがある。