トップ > コリアナウ > 社会 > 健康保険公団、保険料未納高所得者の株式を初めて差し押さえ

健康保険公団、保険料未納高所得者の株式を初めて差し押さえ

韓国国民健康保険公団 

ソウルに居住する芸能人A氏は、総所得が年4300万ウォンだが、2010年から今年8月まで保険料28ヵ月分の669万ウォンを滞納した。国民健康保険公団側で40回以上の徴収を催促したにも関わらず保険料を納付しなかったため、公団はA氏名義の証券会社預託金と有価証券債券を差し押さえして保険料を徴収した。

ソウル市広津区に住む建物賃貸事業者B氏は、建物115億ウォン、土地644億ウォン、住宅325億ウォン、総合所得19億ウォン、年金所得765万ウォンに達する高所得者だが、保険料10ヵ月分の2611万ウォンを滞納した。国民健康保険公団は、B氏に10回以上、滞納した保険料を払うよう催促したが拒否され、結局証券会社預託金と有価証券債券を差し押さえるとすぐに、滞納した保険料全額を直ちに納付した。

国民健康保険公団はA氏とB氏を含めて4大保険料を長い間払わない高所得者、専門職従事者の証券口座約5000個を差し押さえ、滞納した3590件を徴収したと23日、明らかにした。徴収額は37億ウォンだ。これまで国民健康保険公団は、滞納した保険料を徴収するために不動産の差し押さえなどの処分をしてきたが、証券会社など第2金融機関の中にある債権を探し出して大々的な処分をしたのは初めてだ。

徴収の種類別では、健康保険3228件(32億800万ウォン)、国民年金220件(3億7100万ウォン)、雇用・労災保険142件(8300万ウォン)などだ。

国民健康保険公団は「納付能力がある滞納者が証券会社に預託金と有価証券を保有していながらも高額・長期滞納を日常的に行っている」とし、「迅速に差し押さえの処置をして誠実納付者との公平性を合わせる」と明らかにした。
  • 毎日経済_イ・セボム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-23 17:19:18




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア