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故シン・ヘチョル、剖検進行…正式な剖検検査結果はいつ?


  • 故シン・ヘチョル、剖検進行…正式な剖検検査結果はいつ?
穿孔は臓器にできる穴、それならば、どれぐらい危険なのだろうか?

3日、MBNによると、臓器にできる穴の穿孔の原因は大きく2つに分けられる。まず、外傷性穿孔は、外部から加える物理的な衝撃によって起こる。外部から突いたり、圧迫を加える場合、臓器が破裂して穴ができるものだ。穿孔ができる第2の原因は、炎症性疾患などの臓器内部の問題だ。

故シン・ヘチョルは小腸に1cmの穿孔が発見された。どんな理由でも腸に穴が開くと、腸の中の食べ物が漏れ出し、漏れ出した食べ物のために炎症が起こる。消化器内科のチャン・ジュンヒ専門医は「 1cm程度であれば決して小さいものではないでしょう。異物質が腹腔内に入り込んでいくため異物質による腹膜炎が起こるようになります。腹膜炎により腹痛と発熱症状が起こる」と述べた。

穿孔は、腹膜炎を誘発し、腹膜炎がひどくなると敗血症までかかることになる。敗血症は全身に炎症を起こす疾患で、致死率が最高50%に達する恐ろしい病気だ。

一方、ソウル市陽川区に位置する国立科学捜査研究院で故シン・ヘチョルの死体剖検検査が行われた。正式剖検結果は約1~2週間後に出る。先立って警察は去る1日、生前のシン・へチョルの腸狭窄手術を担当したソウル松坡区可楽洞のS病院を家宅捜査し、カルテと診療チャートなどを押収した。警察は「医療関連の専門的な事案は簡単に判断するのは難しい」とし、「剖検結果が出れば、入手したカルテと総合して大韓医師協会に諮問を求める」と伝えた。

これにより、シン・へチョルの妻から業務上過失致死の疑いで訴えられたS病院の院長カン某氏に対する警察の調査もやはり剖検以降に行われるものと予想される。
  • 毎経ドットコム_速報部/写真出処=MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-11-03 13:21:37




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