トップ > コリアナウ > 政治 > ソ・チョンウォン議員に会った安倍総理「河野談話継承」

ソ・チョンウォン議員に会った安倍総理「河野談話継承」

韓国側の「慰安婦問題に誠意ある措置」要求には言及せず 

安倍晋三首相は15日、「日・韓両国は、戦略的利益を共有する最も重要な隣国」とし、「課題があるのは事実だが、課題があればあるほど対話を重ねていくことが重要だ」と述べた。安倍首相はまた、慰安婦問題と関連して「胸が痛い。河野談話も否定したことがない。継承する」と明らかにした。

安倍首相はこの日、首相官邸を訪れた韓日議員連盟のソ・チョンウォン会長(セヌリ党最高委員)との面談の席で「私は対話の扉を常に開けている」としてこのように述べた。

ソ・チョンウォン議員は、約30分間の非公開面談後、「安倍首相に『今年が韓・日国交正常化50周年になる年であるため、両国が新しい出発をする契機になるように願う』という朴槿恵大統領のメッセージを伝えた」と述べた。ソ議員はまた「安倍首相に慰安婦問題の解決が何よりも重要であることを伝えた」と明らかにした。

これに対して安倍首相は、「慰安婦問題は胸が痛い。河野談話も否定するものではない。この問題が政治問題化されていることが残念だ」と述べたとソ議員は伝えた。しかし、慰安婦問題と関連し、既存に明らかにした原則的な言及のほか、韓国政府が要求している誠意ある措置と関連してはこの日は特に言及がなかったことが伝えられた。
  • 毎日経済_東京_ファン・ヒョンギュ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-15 20:34:36




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア