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軍の不発弾が古物として流通、爆発して死亡した場合は国家が賠償


軍部隊から流出して古物として流通していた不発弾が爆発して死亡した場合は国に賠償責任があるという法院(裁判所)の判決が出てきた。

ソウル高等法院民事1部(キム・ヒョンヅ部長判事)は、パク某さん(死亡当時37歳)の遺族が国と古物商の事業主を相手にした訴訟で、「3180万ウォンの賠償をするように」と原告の一部勝訴判決を出したと1日に明らかにした。

京畿道の抱川市で古物商を営んでいたユさんは、2012年4月ごろ、軍部隊の射撃場から流出した実弾の榴弾6個と練習用の榴弾6500個が含まれる古物1330キログラムを買収した。

職員のパクさんは、ユさんが榴弾の分離作業をしていた途中で爆発した不発弾の破片により死亡した。ユさんも重傷を負った。

裁判部は「射撃中に発生した不発弾は、現場で爆発させて処理することを原則としている」とし「軍部隊で、このような義務に違反して不発弾が部隊の外に流出し、古物として流通されたことを放置しただけに、国がこれによる事故に対して賠償責任を負わなければならない」と判断した。

裁判部は、ユさんにも賠償責任を認めた。
  • 毎日経済 イ・ヒョンジョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-01 15:33:23




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