トップ > コリアナウ > 社会 > クレジットカードによる「公共料金の支払い」が増える理由は?

クレジットカードによる「公共料金の支払い」が増える理由は?

韓国与信金融協会 

  • クレジットカードによる「公共料金の支払い」が増える理由は?
行政自治部の『簡単e納付』システムの拡大と海外直購(個人輸入)に伴う関税の増加にクレジットカードを利用した公共料金の決済が急増している。

6日、韓国与信金融協会によると、昨年の公共料金をカードで決済した金額は、クレジットカードとチェックカード(デビットカード)を合わせて22兆6000億に達する。これは、前年より18%も増えたものだ。

昨年、全体カードの承認実績は前年比6%増にとどまったのに対し、公共料金の支払いが爆発的に増えたのは納付告知書なしに公共料金を支払うことができる『簡単e納付』システムの拡大の影響が大きかった。

行政自治部は、全体243の自治体、22の国内銀行、14のクレジットカード会社、金融決済院などと共に『簡単e納付』システムを構築し、2012年1月の地方税11税目について電子請求書の納付を全面施行した。『簡単e納付』システムを活用すれば、請求書がなくても現金自動預け払い機(ATM)でクレジット・チェック・キャッシュカードで照会と納付が可能だ。『簡単e納付』は、昨年1月に税外収入1750種以上、環境改善負担金などのサービスを追加で提供しシステムに弾力がついた状態だ。

韓国与信金融協会は公共料金のカード決済が増えたもう一つの理由として海外直購の増加による個人の関税納付件が増えた点を挙げた。

海外直購は購入しようとする物品のブランド選定と配送代理店の選定など、大きく2つのプロセスで行われる。消費者は、購入しようとする物品のブランドを通じて外国内(通常は米国)の配送地で物品を注文してから配送代理店を選定した後、韓国まで配達される送料を支払う。このとき送料には、注文商品によって購買者が支払わなければならない関税が含まれ、消費者は支払いの便宜上、ほとんどがクレジットカードを使用するというものだ。

韓国与信金融協会の関係者は「地方税の支払いにおいて、カードの利便性が高まったうえ、市場が急成長している海外直購で必然的にクレジットカードを経ざるを得ない点がが公共料金の支払いを増加させたものとみられる」と述べた。
  • 毎経ドットコム_ユン・ホ記者/写真=MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-06 11:02:25




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア