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朴大統領、法案裁可「金英蘭法」来年9月28日に施行


朴槿惠(パク・クネ)大統領は26日、国務会議を通過した「金英蘭法(不正請託と金品等授受禁止に関する法律)」公布案を裁可した。この法案は、国務総理(総理大臣)及び国務委員の副署などの手続きを経て、27日に公布される。

これにより、金英蘭法は1年6か月の猶予期間を経て、来年9月28日から施行される。金英蘭法は、公職者と報道機関の役職員、私立学校と幼稚園の従業員、私学財団の理事陣の場合、本人または配偶者が1回100万ウォンまたは年間300万ウォンを超過する金品などを受け取る場合、職務関連性と対価性にかかわらず、刑事処罰を受けるようするものだ。

また、同一人物から職務と関連して、1回に100万ウォン以下の金品などを受け取る場合には、過怠料を賦課するようにした。しかし、配偶者の金品授受の事実を申告するようにした条項に対して、「連座制」の指摘が提起されており、民間領域の報道機関と私立学校の役職員などを法の適用対象に含めた条項も、言論の自由の侵害と過剰立法など違憲論難が続いている。このため、すでに金英蘭法の改正の必要性が提起されている。

しかし政界は、法を施行する前から改正することについて負担を感じており、とりあえず「先施行・後補完」する可能性が大きい。

一方、朴大統領はこの日、大統領側近と親戚の不正を監視するために発足する最初の特別監察官の李碩洙(イ・ソクス)候補者に対する任命案も裁可した。青瓦台は、イ・ソクス候補者の任命は27日に行われる予定だと伝えた。
  • 毎日経済_チェ・ジョンウォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-26 20:47:25




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