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パク・テファンの医者「注射後の筋肉痛を傷害だなんて…論理的でない」


韓国水泳界を代表するマリンボーイ朴泰桓(パク・テファン)選手が、自身に禁止薬物「ネビド(NEBIDO)」を投薬した疑い(業務上過失致傷など)で起訴された医者のキム氏(仮名)(46・女)の裁判に証人として立つ。

21日、ソウル中央地方法院(地裁)8単独カン・ビョンフン部長判事の審理で開かれたキム氏の初公判で、検察は被害者のパク・テファン選手とマネージャーなど4人を証人として申請した。パク・テファン選手などは6月4日午後3時に開かれる次の裁判で証人として出席し、尋問を受ける予定だ。

弁護人は「パク・テファン選手の男性ホルモンのレベルがその年齢帯の一般的な数値よりも低く、最初の訪問時にテストステロンと成長ホルモンを手書きで渡し(ドーピング禁止薬物なのか)確認を要求したが、2回目の訪問であちら(パク・テファン側)が注射を要求したため、問題がないと思って初めてネビド注射を打った」とし「以後(パク・テファンが)3回のドーピングテストを受けたが、何の問題も発生せず、さらに問題があるとは思わなかった」と説明した。

続いて「注射後の筋肉痛は、あまりにも当然のことであり、 ホルモン数値に変化を与えようと注射を打ったのに、その変化を傷害だとするのは論理的ではない」とし、「国際水泳連盟の聴聞会を控えて、医者を犠牲にする必要があるのかは分からないが、厳正な司法手続きで是非を問わなければならない」と語った。

キム氏は昨年7月29日、パク・テファン選手に世界アンチ・ドーピング機構(WADA)の禁止薬物である「ネビド」を副作用と注意事項をきちんと説明せずに投与して、体内のホルモンに変化を起こした疑いで、今年2月に在宅起訴された。
  • 毎日経済_イ・ヒョンジョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-04-21 15:52:59




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