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全国の医師583人へに数十億ウォンリベート…一部医師は金のため処方量を水増し


全国の大型病院に勤務する数百人の医師たちが、ある製薬会社から数十億ウォン台のリベートを受けて警察に摘発された。一部の医師はリベートをさらに受け取るために処方量を水増ししたりもした。

京畿警察庁知能犯罪捜査隊は7日、全国の大型総合病院の医師など583人に数十億ウォンのリベートを提供した容疑(薬事法違反など)で城南市P製薬会社代表のキム某氏(69)等、役員3人について拘束礼状を申請し、リベートを受けた医師チュ某氏(36)など医師274人、薬剤師1人、医療従事者2人を医療法違反容疑で書類送検したと明かした。

リベートを斡旋した医薬品ブローカー3人も弁護士法違反容疑で書類送検された。キム氏などは2010年10月から昨年11月までソウル江南、仁川、大田、釜山、蔚山の営業所などに所属する全国の営業社員80人余りを動員して全国の総合病院、国公立病院、保健所、個人病院など554カ所の医療機関に勤務する医師、病院従事者に61億5000万ウォン相当のリベートを現金と商品券、ガソリン代などとして提供した容疑を受けている。

警察の調査結果、彼らはP社と6ヶ月または1年単位で医薬品処方を約束する特別販売契約などをして処方金額の15~30%をリベートとして受け取った。釜山S内科医師ファン某氏(52・女)は2010年4月から昨年6月までP社の医薬品を処方する対価として処方金額の30%に当たる3億6800万ウォンをリベートとして受け取った。

医師たちは特別販売契約条件を満たすために、医薬品を不正乱用し、一部医師はより多くのリベートを受けるために処方量を水増ししたりもした。中でも、P社の営業社員たちからリベートを受ける際には営業社員を患者に変身させて診療後に診療費を請求したり、事前に営業社員からリベートを受け取らないという覚書を受け取って保管する緻密さを見せたりもした。

警察は今回のリベート事件に関わった病院医師、医療従事者の中で300万ウォン以上を授受した298人を起訴し、300万ウォン以下の授受者288人については保健福祉部に行政処分を依頼した。
  • 毎日経済_チ・ホング記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-10-07 11:25:44




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