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任務遂行中に怪我をした軍人、民間診療費も全額支援を受ける


去る8月、北朝鮮の地雷の挑発により重傷を負ったハ・ジェホン下士(21)のように、危険な任務を遂行している途中で怪我をした兵士は、今後、民間病院の診療費を無制限で支援されるようになる。

韓国の国防部は20日、このような内容を盛り込んだ軍人年金法施行令が閣議で議決されると明らかにした。

既存の軍人年金法で軍は、民間病院で治療を受ける兵士の診療費を最大30日間支援するこができたが、施行令は診療費の支援を「最初の2年以下、必要に応じて1年以下」の期間単位で延長できるようにした。この規定の適用対象は、階級が下士以上の幹部で、戦闘や「高度の危険職務」の実行中にケガしたり、病気にかかった人だ。高度の危険職務には、非武装地帯(DMZ)の調査・偵察、深海海難救助・潜水、不発弾除去、パラシュート降下、山火の鎮火などが含まれている。

このような内容の施行令が作られたのは、地雷挑発により重傷を負ったハ・ジェホン下士の民間病院入院期間が30日を超えて、自費で診療費を負担しなければならないという指摘が出てきたのがきっかけになった。国防部はハ下士の民間病院の診療費を全額支援しているが、同様の事例が発生した場合に備えて、明確な法的根拠を作る必要は残っていた。国防部は今回の施行令の閣議通過で「戦闘や高度の危険任務を遂行している途中に怪我をした兵士が診療費を自費で負担する状況を基本的に遮断した」と強調した。
  • 毎経ドットコム デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-10-20 10:05:04




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