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韓米国防長官「北朝鮮ミサイル破壊作戦計画を樹立」

「韓国軍、完全な主要能力を持つときに作戦権を転換」 

韓国と米国の国防長官は2日、「北朝鮮のいかなる侵略や挑発も容認しない」とし、有事の際に北朝鮮の核とミサイルを破壊する「4D作戦計画」を策定すると明らかにした。両国国防長官はまた、条件に基づく戦時作戦統制権(戦作権)を具体的に履行させるための転換計画にも署名した。しかし、米国の高高度ミサイル防衛システム(THAAD・サード)配置の問題に対しては議題として議論しなかった。

ハン・ミング国防部長官とアシュトン・カーター(Ashton Carter)米国防長官はこの日、ソウル国防部で第47回韓米安保協議会(SCM)を開催した後、16項目の抗議共同声明を発表した。この声明の中で、韓米国防長官は、北朝鮮のミサイルの脅威を検出(Detect)、妨害(Disrupt)、破壊(Destroy)、防御(Defense)するための「4D作戦概念の履行指針」を承認した。

韓米国防長官は、「条件に基づく戦作権転換計画」も承認して署名した。カーター長官は「(戦作権の転換は)米国が単独で行っていた任務を韓国へ転換しなくてはいけないため、時間がかかるだろう」とし「韓国軍が完全にこのような主要な能力を持つときに、戦作権を転換する」と明らかにした。韓国側は開戦初期に任務を遂行することができる韓国軍の対火力戦の能力を、2020年ごろまで確保することにした。

今回のSCMで両国は、関連部処が参加する戦略的なレベルの「防衛産業技術戦略協力体」(DTSCG)」を新設することにも合意した。
  • 毎日経済 アン・ドゥウォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-11-02 16:43:51




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