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パク大統領「北が核放棄したら、年74兆インフラ支援」


韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が北朝鮮の核放棄を前提に、毎年74兆ウォンが必要になると思われる北東アジアのインフラストラクチャへの投資に、韓国政府が積極的に乗り出す意向を明らかにした。これと共に、米国、中国、ロシアがそれぞれ推進しているいくつかのユーラシア戦略が相乗効果をもたらすことができるよう、国家間で共同投資協力を拡大・強化することを提案した。

パク大統領は15日(現地時間)午後、トルコのアンタルヤ・レグナムホテル(Antalya Hotel Regnum)で開かれた主要20カ国(G20)首脳会議の第1セッションに参加し、8番目の先導発言者として登場した。この席でパク大統領は「最近、グローバルの不確実性により民間投資が萎縮している状況で、G20が総合的な投資戦略を設けたことは適切なことだ」とし「これに加えて、インフラストラクチャの需要と開発の潜在力が大きい地域に対する国家間の共同投資協力を提案する」と明らかにした。

パク大統領は、「米国(ニューシルクロード・New Silk Road)と中国(一带一路)、ロシア(新東方政策)などがそれぞれ推進しているユーラシア戦略が、相乗効果をもたらすことができように連携の可能性を模索する必要がある」と述べた。

主要国の協力をもとに、北朝鮮など北東アジアのインフラストラクチャ投資も一緒に推進しようと、パク大統領は強調した。パク大統領は、「北朝鮮が核を放棄して開放と協力の道に出たら、国際社会と力を集めて、毎年630億ドルの需要が予想される北東アジア地域のインフラストラクチャ投資を支援する計画だ」とし「このため、北東アジア地域に特化した北東アジア開発銀行を設立し、アジア開発銀行(ADB)・アジアインフラ投資銀行(AIIB)と協力することも良い案だ」と述べた。
  • 毎日経済 アンタリア(トルコ)=ナム・キヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-11-16 17:25:27




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