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韓米宇宙協力協定に公式書名…アジア国家では初


韓国と米国は27日、宇宙協力協定に公式書名した。

尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官とマーク・リッパート駐韓米国大使は午前、ソウル中区プラザホテルで開かれた第2次韓米宇宙協力対話の開会式で、韓米宇宙協力協定に署名した。去る2月末の交渉妥結から1カ月で公式書名手続きが完了した。

韓米宇宙協力協定(韓国政府と米国政府間の民間と平和的目的の航空および大気圏と外気圏の探査と利用においての協力のための基本協定)は、両国が発効のための国内手続きを終わらせて、相手側に通知したのちに発効される。政府は国会の批准手続きを終えて、遅くとも来年の初めには発効させる方針だということが分かった。米国側は議会の批准が必要ないことが伝えられた。

米国がアジアの国と締結した最初の宇宙協力協定で、韓米同盟の新しい地平を広げたという評価を受けている。

韓米はこの日、署名式に合わせて、共同言論発表文を通じて「宇宙協力協定は、韓半島(朝鮮半島)とアジア太平洋地域にて平和・安保の核心軸である堅固な韓米同盟に基づくもの」とし、「韓米両国間のグローバルパートナーシップが、戦力的にさらに重要になる新しい地平の協力へと進化していることを立証する事例」だと評価した。

また「協定は平等・相互利益を基盤に両国間の共同関心分野から平和的目的の外気圏探査および利用のための今後の協力条件を規定している」とし「宇宙探査分野での政府間の協力の法的な枠を樹立して、将来の協力を促進するという意図で締結した」と説明した。

実務機関としては、韓国側の韓国航空宇宙研究院、韓国天文研究院、韓国科学技術院(KAIST)、気象庁、国土交通科学技術振興院が、米国側のNASA、海洋大気庁(NOAA)、地質調査局(USGS)がそれぞれ指定された。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-04-27 10:28:43




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