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無断横断歩行者を轢き死亡させたタクシー運転手が国民参与裁判で無罪判決


無断横断歩行者を車で轢いて死亡させた疑いで裁判にかけられたタクシー運転手が、国民参与裁判で無罪を宣告された。

ソウル中央地方法院(地方裁判所)刑事合意27部は、交通事故処理特例法違反の疑いで起訴されたタクシー運転手のクォン氏(75 / 仮名)に陪審院7人の全会一致の意見を受け入れ、無罪を宣告したと明らかにした。

クォン氏は昨年4月、ソウル江南区の片道3車線のうちの1車線を運転していた時、無断横断するクォン氏(65 / 仮名)轢いて死亡させた。

検察はタクシー運転手のクォン氏が前方左右をしっかり注意して見ておらず、ブレーキ装置などを適時に動作できず、事故が起こったと見て裁判に持ち込んだ。しかし、裁判部は「タクシー運転手クォン氏は制限速度を遵守し、事故が起きた道路と歩道の間にフェンスがあり、無断横断を予想するのが難しかった」と無罪を宣告した。

裁判部は、国民参与裁判で行われたこの裁判の結果が、国民の法感情を反映した事例だと評価した。
  • MBN ハン・ミンヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-05-23 10:53:00




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